呪術・儀式 人を呪う方法

簡単に強力な依り代を作る?依り代の効果を高める方法とは!?

殺したいほど憎い相手がおり、その相手を呪いたいと考えているあなた、今からその相手を呪おうと考えたところで、まずは相手と呪いの縁を繋ぐ依り代が必要となります。

強力な呪いの効果を望むのであれば、より相手との縁の深い依り代を準備する必要がありますが、大抵の場合「呪いと呪いの対象者を繋ぐ依り代」として手に入る物は、良くて「髪の毛」が関の山です。
髪の毛ではダメという訳ではなく、もちろん呪いに使用する依り代が「髪の毛」であったとしても、それなりの呪いの効果を見込むことはできますが、髪の毛などを媒介とした呪術において「人を殺すほどの呪いの効果」を見込むことは基本的には難しいです。

もちろん高等呪術などを執り行えば、その分リスクも上がりますが、髪の毛を依り代・媒介にする事で人を殺すほどの呪いを執り行うことができない訳ではありませんが、この依り代と呪いの対象者との縁が深いものになればなるほど呪術に伴うリスクを下げることもでき、専門的な知識がない人間でも執り行うことのできる呪術で、人を呪い殺すほどの効果を見込むことができるようになります。

しかし、相手の爪や皮膚などといった、髪の毛以上に縁の深い相手の体の一部を手に入れるのは現実的には難しいです。
そんな時に、相手との縁が深い依り代を人工的に作る方法があれば、簡単に強力な呪いを執り行なうことができるとは思いませんか?
今回は強力な効果を見込めるより、白が手に入らなかった場合に髪の毛や簡単に手に入るより白をより強力な許しろへと昇華させる方法についてお話をしていこうと思います

依り代の効力は縁の深さ

冒頭でもお話をした通り、これまでにも同サイトで何度もお話をしていますが、呪術において使用する「依り代」というものは、この依り代の縁の深さが呪術の効果に影響をもたらすものと考えられています。
基本的に呪術を執り行う上で依り代というのは、呪術対象である相手との縁さえあれば、基本的にどのようなものでも問題ないとされていますが、この縁の深さというものが呪いの効果に直結し、縁が深いものを使用すれば呪いの効果も強力なものとなり、逆に縁の薄いものになればなるほど呪術の効果自体も薄くなってしまいます。

具体的にどういったものが「縁の強い物」で、どういったものが「縁の薄い物」となるのか?まずは「呪術を執り行うことはできるが縁の薄い物」の代表例として挙げられるものが『写真』などです。
呪いの対象者が写っている写真というのは、呪いの対象者と縁のあるもので、呪術を執り行うための依り代としては、十分に機能をするものではあるのですが、ただ単に相手が写っているだけなので、写真と呪術対象である相手の縁というものは非常に薄くなっています。

ただ写真というのは、写真データなどを手に入れるだけで簡単に入手することができので、それほど苦労なく手に入れることができます。
これよりもさらに縁の薄いものになりますが、簡単に手に入るものとして「呪術対象者の名前」であったり「住所」などといった個人情報となります。
これらの個人情報などを書いた紙というものを「依り代」として機能させることはできますが、こういったほとんど縁の無い様な、非常に関わりの薄い依り代というのは、相手にちょっとした不幸をもたらす程度の呪術などにしか使用することができません。
もちろん高等呪術を使用すれば、それ以上の効果を見込むことも可能ではありますが、こういった上級呪術を執り行うためには、専門的な知識であったり能力が必要であり、素人が簡単に取り行えるものではないので現実的ではありません。

では逆に縁の深い物、つまり呪術効果が高い物というのは一体どういったものが挙げられるでしょうか?
一般的には、呪術対象者が「愛用している物」であったり、呪術対象者の「体の一部」が良いとされています。
相手の体の一部というのは、「髪の毛」であったり「爪・皮膚」などといったものとなるのですが、この中で現実的に手に入るものとなると選択肢としては『髪の毛』となるでしょう。

なかなか憎しみを抱くような関係性である、呪いの対象者の「爪」であったり、ましてや「皮膚」などといったものを手に入れることは非常に難しいですが、それに比べ髪の毛などであれば、呪う相手の周辺を探せば「落ちている髪の毛を拾う」という方法によって、比較的簡単に手に入れることが可能なので現実的な方法でしょう。
逆に、相手が常日頃から愛用しているものというのは、こういった相手の体の一部と比べると縁の薄いものとなり、呪術の効果自体が弱まる可能性が高い上に、髪の毛などに比べ、周辺から無くなった際すぐに相手に気付かれてしまうため、効果自体が弱いにもかかわらず、髪の毛などに比べると手に入れにくい、というデメリットしかないものとなっています。

依り代に使用する物の縁の深さが「深いもの」「薄いもの」の代表例としては、このようなものが挙げられますが、これ以外にも相手の生命エネルギーなどを吸わせることで、全く関係のないものを依り代として使用することなどもできます。
ただし、こういった依り代はもちろん、縁が薄いので「効果自体もそれほど見込めない」ということは、大前提として理解しておいてもらいたいと思います。

相手とは無縁のものを依り代に

先程も少しお話の中で触れましたが、相手とは全く縁を縁もないものを依り代として使用することは、ある方法によって可能となります。
呪術において『呪術の対象者である人間と依り代との縁の深さは、呪いの強さに比例する』と言いましたが、この理論から言えば、基本的に呪術対象となる相手と縁もゆかりもないものを依り代に使用すると、呪いを相手伝播することが難しくなります。

しかし、相手の身の回りにあるものを手に入れる事で依り代を準備することが難しい場合において、全く関係のないものを依り代として使用する方法があります。
この「相手に全く縁も所縁もないものを依代として使用する方法」としては、先程も少し触れましたが、基本的な方法としては「依り代として使用する物に、相手の生命エネルギーなどを吸収させる」という方法になります。

「生気・生命エネルギー」などを吸収させる方法としては、いくつか方法があるのですが、その中でも一番簡単な方法として「相手の身近な場所に依り代として使用する物を、一定期間置いておく」という方法があります。
例えばオフィス内などであれば、まずは憎い相手(呪術対象者)にあえて花などをプレゼントします。
この花をデスクの上に花を飾らせて普段から仕事をさせておくことで、身近に常に存在している花が相手の生命エネルギーを吸収し、相手との縁を深く結んでいき呪術の依り代として使用できるものへと変化します。
こういった花などの場合、一定期間経つと枯れてしまい、処分する必要があるので、花をプレゼントし飾らせ枯れてきた頃に「片づけておいてあげるよ」と言ってその花を回収します。
その花を使いそのまま呪術を執り行えば、簡単に呪術の条件をクリアすることができます。

このほかにも相手が身近に持つものであれば、基本的には何であっても問題無く、以前に紹介した呪術の方法などでは「砂を詰めた瓶」を持ち、相手と会話をしている間に、その砂と呪う相手の縁を結び生命エネルギーを吸収させるという方法があります。
こういった方法で、呪う相手との縁も所縁もないものを「呪う相手と縁の深い物」へと昇華させ、依り代として使用できるものにすることができます。

強力な依り代を作る方法

ここまで記事を読み進めて頂いたあなたは、もうすでにお気づきかもしれませんが、ここまで「全く相手と縁も所縁のないものを呪術の依り代として使用できる物へと昇華させる方法」についてお話をしてきましたが、要はこれを応用すれば、既に呪術の依り代として使用できる物を、さらに『強力な依り代として昇華させることが可能』となります。
つまりは、簡単に手に入る「写真」などであっても、先程言った方法によって呪う相手の生命エネルギーを吸収させる事で、ただの写真よりも強力な依り代へと昇華させることができます。

方法としては様々ですが、例えば写真の場合などは「集合写真などを使用することによって相手の近くにその写真を飾り、呪術で使用する際には相手の部分だけを切り抜いて使用する」という方法もあります。
この他にも、相手が自分の身の回りを全く掃除しない人間であれば、長期間相手の周囲に落ちていた髪の毛を拾うことで、ただ単純に相手の髪の毛を入手するよりもより強力な依り代を手に入れることもできます。

会社の同僚などの場合、会社自体が掃除をされているので、こういったものを手に入れることは難しくなってきますが、例えば相手の家に入り込むことのできる間柄である場合においては、相手が普段からこまめに掃除する人間の場合には難しくなってきますが、こまめに掃除するタイプではなく床に髪の毛などが普段から落ちているような人間である場合、長期間掃除されていないであろう部屋の隅にたまった埃の中などから相手の髪の毛を探し出し、それを呪術に使用することによって、より強力な効果を見込むことは可能となります。
こういった方法によって『強力な依り代』となる物を入手できなかったとしても、依り代と呪う相手の縁を深める事で「より強力な呪術を執り行うことが可能」となります。

何度も言うようですが、縁が深い物であればあるほど呪術の効果は高まり、薄いものであればその分呪術の効果自体も弱くなります。
しかしながら、縁の薄いものであったとしても「特別な呪術を執り行えば強力な効果を見込むこともできる」と、ここまで何度もお話してきましたが、日本の呪術として代表的なものである『丑の刻まいり』などの場合においては、この時に藁人形の中に埋め込む依り代の縁の深さというものが、そのまま呪いの効果に比例するので、呪術を執り行う前に、出来るだけ相手と依り代の縁を深める事で効果を高めておいた方が良いでしょう。
このひと手間を行うか・行わないかということで、あなたの望むような大きな災いを相手にもたらす事が出来る可能性が大きく変化してきますので、この部分は面倒臭がらず必ず行った方が良いでしょう。

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