今回は、以前動画の撮影時に作った藁人形を使って丑の刻参りを実際に執り行って、実際にどの程度の呪いの効果が見込めるのか?リスクや難易度など検証していきたいと思います。
1.事前準備
今回の検証で使用するのは、以下の通りとなっています。
- 藁人形(自身で作成した物)
- 護符(自身で作成した物)
- 呪い対象者の毛髪(藁人形に編み込み済み)
- 五寸釘(ホームセンターで購入)
- 金槌(ホームセンターで購入)
今回は、この5点で実際に丑の刻参りを執り行っていきたいと思います。
依代となる対象者の髪の毛は、藁人形の制作時に、藁の中に編み込んでいます。今回はこの他には特に使用する物は無く、服装についても白装束などを着る事は無く、ジーンズにTシャツと言った服装に懐中電灯片手で検証に臨みたいと思います。
呪い返しに関しては、自身で制作した護符の力を使って防いでいきたいと思います。
今回、丑の刻参りを執り行うのは、有名な京都の山中で三日三晩掛けて、五寸釘を打ち込んで行きたいと思います。
2.丑の刻参り1日目
上記の道具一式をカバンに詰め込み、深夜2時頃(丑の刻)に神社に到着。参道を奥へと入って行き、少し進んだところから、参道を少し逸れた所にある林の中へと入って行きました。時間帯もあり殆ど人気はありませんが、更に林の奥へと入って行き人気が完全になくなった辺りで、道具を一式出して行きます。
この辺りで少しいつもと違った異様な空気感と緊張感を感じながらも、人に見つからない様に暗闇の中で黙々と準備をしていきます。
準備が出来た所で見つかりにくく、釘の打ち易そうな気に目途を付けて釘を出していきます。
藁人形に釘を刺したら、そのまま木に打ち付けていきます。
1本釘を打ち込んだところで1日目終了です。
3.丑の刻参り2日目
2日目は五寸釘と金槌に護符をカバンに入れてまた昨日の場所へと向かいます。
藁人形は無事に残っていました。
今日もまた続きの五寸釘を1本、打ち込んでいきます。
昨夜も感じていましたが、懐中電灯を点けなければ辺りはほぼ完全に真っ暗で、殆ど何も見えない程の暗闇です。呪い返しの事を考えるとこれぐらいの方が良いのでしょうが、ほぼ完全な暗闇に近いほどの暗さの中で鳴り響く釘を打ち込む音は、自らやっている事とはいえ中々、恐怖感のある状況でした。
2日目の今日もまた、五寸釘を1本打ち込んだところで終わります。
4.丑の刻参り3日目
3日目、今日が最終日です。
藁人形が抜かれていないかと心配しつつも、今日もカバンに五寸釘・金槌・護符を入れて現地へと向かいます。
先ずは藁人形が抜かれたりイタズラされていない様で一安心です。
今日もまた五寸釘を取り出して、最後の五寸釘を打ち込んでいきます。
3本目の釘を打ち終わったらその場でお焚き上げて供養したいところでしたが、流石にその場で燃やすわけにもいかなかったので、五寸釘を引き抜いて藁人形と五寸釘を回収し、一度自宅の方まで戻ります。自宅の方まで戻りましたら、今回使用した藁人形を燃やして丑の刻参り完了です。
5.検証結果
今回の丑の刻参りでの結果・・・
呪いの対象者は3週間ほど経過の後に軽度の病気を患い入院すると言う結果となりました。
呪いの結果としては、実際強いのか丑の刻参りの効果か分かりませんが、今回は結果としては、呪いの対象者が入院と言う状況には陥ったので、呪術成功!?で良いかと思います。呪いの効果が出るまでに、少しタイムラグはありましたが、何も起きていない訳では無いので今回は、良しとしようと思います。
リスクや危険度の問題ですが、真夜中の丑の刻に暗闇でと言う物理的な危険性は、やはり否めませんでした。呪い返しのリスクについては、自身で制作した護符がしっかりと効いてくれているのか何とも無い様でした。
検証結果としては、
≪深い恨みが晴れる程では無かったが、何もしないよりは気が晴れる程度には相手に実害が及ぶ≫
といった感じの検証結果となりました。
今後は、藁人形業者や呪術師作成の藁人形を使ってみたり、または呪術代行のその効果のほども検証して、自身の実践との呪いの効果の差も検証していきたいと思います。