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亡くなった赤ちゃんを生き返らせる魔術『BabyBlue』

古くから魔術・呪術・錬金術などの世界でも、最大の禁忌とされている死者蘇生の魔術ですが、海外では赤子に限りますが、この死者蘇生が可能な魔術が存在すると言われています。

大筋は『BabyBlue(ベビーブルー)』都市伝説の類のところから派生したお話なので、魔術理論などに基づく魔術でないことを前提として理解し読んでいただけると幸いです。

BabyBlue(ベビーブルー)という都市伝説

『BabyBlue(ベビーブルー)』という言葉は、一般的には「産後鬱」を指す言葉になりますが、海外ではこのBabyBlue(ベビーブルー)という有名な都市伝説が存在します。
この都市伝説の概要としては、以下のようなものです。

母親が出産後、産後鬱にかかってしまい、精神を病むこととなってしまいました。
この産後鬱になった母親が、ある日、鏡を粉々に割り、その割った鏡の破片で自分の赤ちゃんを粉々に切り刻んで殺してしまいました。
その後、産後鬱から回復し精神状態が正常に戻ってきた母親は、なんとかして自分の子供を取り戻そうとして、死者蘇生の魔術を執り行った。

BabyBlue(ベビーブルー)に関する都市伝説の大元の噂は、簡潔に説明するとこのようなものです。

この母親が、どのような魔術理論によって死者蘇生の魔術を編み出したか?また実際にその儀式が成功したのか?この辺りについては、はっきりと分かっていませんが、この母親自体は特別な力を持った人間などではなく、魔術などに精通していた人間でもなかったことから、成功していたとしても、想いの深さからなりふり構っていない母親の弱みに付け入った悪魔との取引によって、綺麗な形ではないがいびつな死者蘇生が成功したのではないか?と考えられています。

赤子を生き返らすことのできるBabyBlueの儀式

この母親が行ったとされるBabyBlue(ベビーブルー)の儀式を執り行うことで、亡くなってしまった赤ちゃんを、生き返らせる事が出来ると言われています。
BabyBlue(ベビーブルー)の儀式を執り行う上では、いくつか条件が存在しており、この条件が揃ってる上で執り行わなければいけません。
赤子を生き返らせるBabyBlue(ベビーブルー)の儀式を執り行う上で、必要な条件としては、儀式を執り行うのは「深夜で静かなバスルーム」であるということです。

また、このBabyBlue(ベビーブルー)の儀式を執り行う上で、必要なものは鏡が設置されているバスルームだけで、後はお湯さえ出れば他に必要なものは特にありません。
これだけ必要なものも少なく、簡単な行程で究極の禁忌であり魔術の粋であるとされる、死者蘇生の儀式が行えるとは到底思えませんが、有名な話である以上、ある程度成功例も存在しているのかもしれません。

BabyBlueの儀式のやり方

このBabyBlue(ベビーブルー)の儀式は2通りのやり方があるとされており、1つずつ説明していこうと思います。
やり方・工程などについては、以下の通りとなります。

1.深夜に静かなバスルームで浴槽にお湯をはる。

2.浴槽にお湯を張ったら浴室を喚起することなく、バスルーム内の鏡が水蒸気で曇るのを待つ。

3.鏡が水蒸気で曇ったら自身の指で鏡に「BabyBlue」と書く。

4.部屋中の電気や明かりとなるものは全て排除し、真っ暗な状態にする。

5.子供をあやすように両手を鏡の前に差し出し動かす。

これで儀式は完了となります。

儀式が成功していれば鏡越しに差し出した手の中に、亡くなったはずの赤ちゃんが映し出されます。
この手の中に映し出された赤ちゃんを落としてしまうと、赤ちゃんは消えてしまい、突如鏡が割れ、儀式を行った母親は亡くなってしまうと言われています。

もう一つの方法は、以下の通りとなっています。

1.部屋中の明かりを消し、真っ暗な状態の深夜のバスルームで鏡の前に立つ。

2.鏡に向いBabyBlueと13回唱える。

もう一つの方法は、たったこれだけです。
しかし、この方法によって亡くなってしまった赤ちゃんと再会した場合は、すぐに赤子から離れ、その場から逃げ出さなければ、この儀式を生み出した母親の霊が、鏡を割って飛び出しその場に現れ、その割れた鏡の破片で襲ってきます。
これにより逃げ切ることに失敗した場合、儀式を執り行った術者は、この儀式を生み出した母親の霊に、割れた鏡の破片で切り刻み殺されてしまうと言われています。

都市伝説・呪術・魔術としての考察

呪術や魔術において、人を生き返らせる「死者蘇生」の方法というのは、永遠のテーマとなっている部分です。
これまでにも、色々な方法が言い伝えられており、様々な方法が存在するとされていますが、力を持った人間の間でも、確立された方法は、はっきりとわかっていないというのが現状と言われています。

不可能なことではないとされていますが、呪術においても、魔術においても、錬金術同様「等価交換」という法則は基本的に遵守されるものであり、人を呪うにあたっても、何か願いを叶えるにあたっても、それ相応の労力や生贄を必要とすると考えられています。
多くの魔術などは自身に害が及ばないよう、魔術を執り行う上で生贄を捧げることで、リスク回避をしています。

では、今回のBabyBlue(ベビーブルー)において、赤子を蘇生させるために取り行ってる儀式では、それ相応の魔術回路や、特別な力の行使・生贄といったものがなく、簡易的な呪術や魔術レベルの行程しか存在していません。
例えば、呪術においても、ある程度の被害を相手に与えようとした場合、丑の刻参りのような、呪具などを使うことが必要となる場合がほとんどで、最低でもこの程度の工程は必要とします。

それに比べると、今回のBabyBlue(ベビーブルー)という魔術は、あまりに工程も少なく、生贄もないので、このような魔術で実際に死者を生き返らせといった、死者蘇生の魔術が成功するとは到底考えられません。
こういった観点から、BabyBlue(ベビーブルー)の儀式というのは、都市伝説の域を抜けない話なのかもしれません。

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