今回は前回に引き続き、薔薇を使用した復縁の魔術についてお話をしていきたいと思います。
前回のバラと水を使った復縁の黒魔術でもお話をしましたが、薔薇というのはその花言葉にもあるように、古来より『愛情』や『愛』を司る花として、「色恋沙汰」などに関係する魔術に多く使用されてきました。
この様に、恋愛における魔術に薔薇を使用することは珍しくなく、色恋沙汰の悩みを解消するための魔術を使用する際には、この薔薇を使った魔術というものは、非常に効果的です。
今回ご紹介する魔術も「復縁」に関する魔術となっており、元カレ・元カノとの縁を引き戻し、よりを戻したいという人にはうってつけの黒魔術となっています。
また、今回の魔術も初級魔術となっており、必要なものなどは簡単に取り揃えることができ、特別なものもなく誰でもすぐに執り行うことができます。
ただし、今回の魔術は初級魔術にしては、魔術工程が少し多くなっている部分もあるので、この辺りは注意をしてこの先説明部分を読み進めてもらえればと思います。
薔薇を使った復縁の魔術に必要なもの
今回の薔薇の花びらを使った復縁の黒魔術に必要なものは、一般的にどこでも手に入るようなものばかりで、取り揃えるのに苦労はしないものばかりとなっています。
準備するものもそれほど多くはなく、すぐに物を揃えて実行できるため、ここから先の必要な物の部分の説明をしっかりと読んで、魔術に必要なものを正しく理解した上で取り揃え、儀式を執りおこなってください。
ここからは、必要なものについて一つずつ説明していこうと思います。
必要なものは、以下の通りとなっています。
・薔薇の花びら(5枚)※今回の復縁の黒魔術の儀式を執り行う上で、鍵となってくるものです。
前回の復縁の黒魔術と同様に、基本的には赤色の薔薇を使用してください。
今回は薔薇をまるまる使う訳ではなく、赤いバラの花びらを5枚使用しまう。
前回の魔術説明の部分でも説明をしていますが、赤色以外の薔薇を使用した場合には、魔術が失敗する原因となる場合があります。
薔薇の色にはそれぞれ違った意味があり、どの色の薔薇を使うかということで、魔術が成功するかどうかという部分や、魔術の効果を大きく左右してきます。
赤いバラは愛情を司る薔薇であるため、今回のような復縁の魔術などにおいて非常に強力な効果を発揮しますが、赤ではなく青の薔薇などを使用した場合には、青の薔薇は奇跡を司る薔薇であるために魔術がうまく作動しない場合があります。
そのため準備する薔薇は、必ず赤色のものにしてください。
・緑のペン※こちらは緑色のペンであれば特にこれといった指定はありません。
緑色であるという部分以外は特に指定はなく、どのようなペンでも問題ありませんが、強いて言うのであれば当たり前の部分にはなってくるのかもしれませんが、準備した便箋に文字が書き込むことのできる緑色のペンを準備してください。
それ以外は特に指定はありません。
・便箋※こちらもこれといった指定は特にありません。
白色の便箋を2枚準備していただければ、大きさなどに指定はなく、100均で手に入るものでも十分です。
魔術的な観点から言うと、普段使用しない様な紙であった方が効力は高まると考えられますが、今回の魔術に関しては、魔術の効果をそれほど大きく左右する部分ではないので、特にどのようなものでも問題ありません。
色のついているものではなく、真っ白の便箋を2枚準備していただければ魔術を執り行うことができます。
・封筒※こちらも特にこれといった指定はありません。
基本的には白い色のものであれば大きさ形などは問いません。
強いて気をつけなければいけない部分があるとするのであれば、当たり前ですが、先程準備した便箋がしっかりと入るサイズの封筒を準備してください。
この辺りは、便箋と封筒がセットのものを準備すれば、問題なく魔術を執り行うことができるでしょう。
一般的に販売されている、真っ白のレターセットなどを購入し使用するのが良いでしょう。
・火種※儀式の最後に封筒燃やして処分する必要があるので、火種を準備しておく必要があります。
この火に関してですが、他の魔術同様に基本的には自然火の方が良いとされているのでガス火は避けてください。
もし最初の火種をガス火で賄うのであれば、ロウソクなどに火を1度移した後に、封筒に火を移すようにしてください。
ライターなどで直接封筒に火をつける行為は、魔術の効果を下げることとなる場合があるので基本的にはNGです。
ロウソクなどに1度火を移してから燃やすというのも一つの手ですが、今回の魔術において燃やすものが封筒であるため、簡単に引火し燃え尽きるのでマッチを準備しておくのが一番良いでしょう。
以上の4つの物があれば、薔薇の花びらを使った復縁の魔術を執り行うことをできます。
基本的に手に入りにくいものもなく、特別なものもないのですぐに取り揃えることが可能なものばかりとなっています。
薔薇を使った復縁の魔術のやり方
今回の薔薇を使った復縁の魔術のやり方としては、魔術工程が多く、儀式完了までの手順が非常に多くなっている魔術となっていますが、初級魔術であるため、その工程1つ1つに難しい部分はなく、特別な技術や特別なものも必要とはしないので、それほど難しい魔術ではないものとなっています。
その為、このあたりは心配せず、この先の魔術の説明についてしっかりと読み進め、儀式を実行してもらえればと思います。
儀式の手順・工程としては、以下の通りとなっています。
1.便箋の上半分に対象者の名前・下半分に破局の理由を書く
・まずは準備した便箋を半分に折り、上半分の部分に『復縁をしたいと思っている魔術の対象者である相手の名前』(元カレ・元カノ・元嫁・元夫など)を、できるだけ多くびっしりと書き込みます。
そして、便箋の下半分には、魔術の対象者である、元カレ・元カノ・元夫・元嫁などと『別れてしまった原因や理由を自分の個人的な意見や見解ではなく、第三者から見た客観的な意見で書き込んで』いきます。
2.2枚目の便箋に相手の気持ちを書き込んでいく
・1枚目の便箋に「対象者の名前」と「破局の理由」を書き込むことができたら、もう1枚新しい便箋を準備し、2枚目の便箋には『今復縁したいと考えている元カレ・元カノに対して、どんな気持ちを抱いているか何を伝えたいか』ということを、できるだけ具体的かつ詳細に便箋いっぱいに書き込んでいきます。
これは、復縁する対象者が見たり聞いたりするものでもなく、第3者に聞かせるものではないので、あなたの本心を全てしっかりと書き込むようにしてください。
3.便箋の内容を読み上げ封筒に入れる
・2枚目の便箋に書いた「復縁したい相手への気持ち」を全て声に出して読み上げます。
これを3度繰り返した後、1枚目と2枚目の便箋の文字を書いた面が内側になるように重ね合わせ、半分に折りたたみ封筒の中に入れておきます。
4.呪文を唱え封筒に薔薇を入れて息を吹きかける
・封筒に先ほどの便箋を入れたら、封筒に向かいまずは『復縁できますように』と呪文を唱えます。
呪文を唱え終えたら封筒に向かって息を吹きかけ、封筒の中に赤い薔薇の花びらを5枚入れます。
薔薇の花びらと便箋を封筒の中に入れたら、便箋に封をします。
5.封筒に自分の住所を書き投函する
・工程4で便箋と薔薇の花びら5枚を封筒に入れ、封筒に封をしたら切手を貼ります。
封筒の表側に自分の住所と自分の名前を書き、宛先を自分にしたらポスト投函します。
6.届いた手紙を持ち歩く
・工程5において発送した封筒は、自分の手元に届いた後に封を開けることはなく、そのままお守りとして肌身離さず常に持ち歩きます。
常日頃からこの手紙を持ち歩くことで、復縁の魔術が成功します。
7.復縁したら手紙を燃やし処分する
・復縁の魔術が成功し対象者と復縁したら、手紙は燃やして処分しましょう。
手紙を燃やした灰は、基本的には土に埋める、もしくは水で流すといった処分方法で処分するようにしてください。
以上7つの工程で 薔薇を使った復縁の黒魔術のやり方としては完了です。
薔薇を使った復縁の黒魔術の注意点
今回の薔薇を使った復縁の黒魔術の注意点としては、必要なものや、やり方の工程の段階でお話をした注意点になると思います。
それ以外に、これといった大きな注意点はなく、基本的には薔薇の色や準備する物の辺りをしっかりと注意していれば、特に失敗する様な可能性もない魔術となっていると思います。
強いて1つ注意をしなければいけない・気をつけなければならないポイントがあるとするのであれば やり方の工程5の部分でお話をした、「手紙を発送する」段階の部分です。
この時に、宛先を間違ったり・切手を貼り忘れたりしてしまうと手紙が正しく自分の元に送られてくることはなく、また返送先がわからない場合には、そのまま封筒の行方が分からなくなる可能性もあり、こういった状況に陥った場合、封筒が他人の手に渡ったことにより魔術が失敗してしまい、結果的には呪いや不幸が自分の身に戻ってくる可能性があるので、この辺りは非常に注意が必要かもしれません。
薔薇を使った復縁の黒魔術のメリット・デメリット
今回の、薔薇を使った復縁の黒魔術のメリット・デメリットについてですが、まずメリットとなる部分は以下の通りです。
・必要なものは簡単に手に入る
・特別な技術が必要としない
・簡単に執り行うことができる
・魔術後の処理も非常に簡単である
このような点が挙げられます。
今回の魔術による一番大きなメリットとしては、やはり「誰にでも執り行うことができ簡単である」という部分でしょう。
必要なものも簡単に取り揃えることができ、また魔術の儀式・工程としては多いかもしれませんが、特別なことはなく非常に簡単に誰にでも執り行うことができるので、たったこれだけのことで『元カレ・元カノと復縁することができる』という部分は、今回の黒魔術における大きなメリットとなる部分でしょう。
逆にデメリットとなる部分は、以下の通りです。
・過去に交際していた相手にしか使用することができない
・儀式工程が多い
このような点が挙げられます。
今回の薔薇を使った復縁の黒魔術における、最大のデメリットとしてはこの2つでしょう。
根本的に復縁を呼び寄せる黒魔術であるために、「過去に交際していたという事実がない」場合においては、この黒魔術で復縁するということは難しくなってきます。
この黒魔術を使用したことで、意中の人を引き寄せ交際関係に発展させるという魔術ではないため、この辺りは常に注意が必要となる部分でもあり、今回の黒魔術における大きなデメリットとなる部分です。
また初級魔術であるにも関わらず、今回のこの黒魔術というのは儀式工程というのが多いため、少し手間のかかる魔術となっているかもしれません。
ただし、それほど日にちは時間がかかるものでもないので、それほど気になる部分でもないかと思います。