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【上級呪術】動物の骨を使うことで相手に大怪我を負わせることのできる呪い

今回ご紹介する呪いの方法というのは、これまでご紹介してきたような『初級呪術』のように、ただ相手に「何らかの影響を与える」といったようなものではなく、呪いの内容・相手に与える影響の内容などが、より具体的なものとなっています。

今回は、動物の骨を使い相手に怪我をさせるといった、物理的な危害を加えることのできる『上級呪術』をご紹介していこうと思っています。
これまでの呪術とは違い、必要な物や工程などで複雑な部分もありますので、ここからの説明をしっかりと読み、内容をしっかりと理解した上で、この呪術は執り行ってもらいたいと思います。
あなたが呪いたい・憎い相手のせいで怪我を負ってしまい、同じような大きな怪我を相手に負わしたい・大怪我をさせたいと思っているのであれば、この呪術を使うことをおすすめします。

動物の骨を使った呪いに必要なもの


これまでご紹介してきた「初級呪術」は、必要なものや特別な工程もなく簡単に執り行えるものばかりでしたが、今回ご紹介する『上級呪術』は、呪いの効果も格段に大きくなってきます。
その為、上級呪術においては、必要な物や工程も増えてくると思われがちですが、今回の上級呪術を執り行なう上で必要なものというのは、初級呪術と大きくは変わらず、それほど多くはありません。
今回の、動物の骨を使った呪いに必要なものとしては、以下の通りとなっています。

・動物の骨

※手羽元・手羽先・骨付きカルビなど、簡単にスーパーなどで手に入る食用肉に付いている動物の骨でも問題ありません。
近くに精肉屋があるのであれば、「牛骨・豚骨・鶏骨」などを買うのも良いでしょう。
もし精肉屋があり、動物の骨だけが手に入るのであればそれに越したことはありませんが、とにかく動物の骨であれば問題ありません。

・呪いたい対象者の写真

※基本的に呪いをかける、対象者が写っている写真であれば何でもOKです。
ただし複数人が写っている写真(呪いの対象者以外の人間も写っている写真)である場合は、呪いの対象者のみを切り取るなどして、他に写っている人間はその写真から取り除いてください。
もし他の人間も写っている状態で儀式を執り行ってしまうと、一緒に写っている人間達にまで呪いが伝播してしまい、呪いの効力が分散してしまうので、この部分は非常に注意が必要です。

・袋

※ビニール袋・紙袋など何でも良いのですが、あまり大きな袋よりも小さめの袋のが良いです。
準備した骨が入る程度のサイズの袋であれば、基本的にどういった材質の袋でも問題ありません。
あまり大きな袋になってくると、骨の量に対して袋のサイズが大きく扱いにくいので、骨の量などに合わせて袋のサイズは選んでもらえればと思います。
ただし、コンビニの袋など何かに使用した袋や、その辺りに放置していた袋を使用すると、自分の髪の毛などが混じってしまった際に意図せぬ縁が繋がり、思ってもいなかった人間にまで呪いの影響が及ぶことがあるので、袋は新しいものを使うことをおすすめします。

・金槌(かなづち)

※木槌(きづち)やハンマーでも良い。
必ずしも、金槌やハンマーである必要はないのですが、呪術工程の中で「骨を細かく砕く」必要があり、骨を砕くために使うだけなのですが、どうしても金槌やハンマーなどがない場合は、手頃なサイズの石などでも代用可能です。
むしろ丑の刻参りのように、霊地などから持ち帰った「霊力」の籠っている『霊石』などで砕くと、なお効果が高まるとされています。
もし霊石が手に入るのであれば、そちらの方がなお良いです。

必要なものとしては以上の4つとなり、この4つさえ揃っていれば、今回の動物の骨を使った呪いを執り行うことはできます。

手に入れるハードルが高いものとしては、呪う対象者の写真などがあるかもしれませんが、基本的にこれは対象者との縁を繋ぐためのものであるが故に、絶対に写真である必要はありません。
むしろ髪の毛など、呪う対象者の体の一部が手に入る場合は、そちらの方が効果が高いとされていますが、入手のハードルとしては写真の方が低いと思われるので、対象者の写真で良いのですが、それ以外にも対象者との縁を結べるものが手に入るのであれば、髪の毛や爪などの体の一部でも代用可能です。

動物の骨を使った呪いのやり方


動物の骨を使った呪いのやり方としては、特別な技術などを要する部分は全くないのですが、条件などの部分で少しハードルの高い部分が存在します。
また初級呪術のように、すぐに執り行いすぐに効果が出るというものではなく、工程的にも少し日数がかかる呪術とはなっています。

しかし、誰にでも執り行える呪術ともなっているので、ここから先しっかりと読み進め、実行できるかどうかの判断をしていただければと思います。
手順・工程としては以下の通りとなっています。

1.準備した動物の骨を集め、太陽の光(日光)に当てて、しっかりと乾燥させる。
・まずは準備した動物の骨に付着している肉をしっかりと削ぎ落とし、骨だけの状態にした上で、日光に当てて太陽の力を骨に吸収させることで、今回の動物の骨を使った呪いの中で鍵となる、『呪物』の下準備をしっかりとします。
この工程で太陽の光に当てることにより、太陽の力をしっかりと骨に吸収させる意味もありますが、骨に付いていた肉をこそぎ落とした後に、骨全体を太陽の光で殺菌し、呪術を執り行なっている期間の間に、カビが生えたりといった物理的な失敗の要因も取り除いていくという要素も含んでいます。
故に、この工程は重要な部分となるので、カビなどが生えないようにしっかりと注意を払って、風通しの良い場所で日光にしっかりと当てて殺菌しつつ、呪物となる動物の骨に太陽の力を蓄えさせていきましょう。

2.骨をしっかりと乾燥させたら、呪いたい相手の写真の上に骨を並べていく。
・この工程は、太陽の光をしっかり当て、日光の力をしっかりと吸収し、呪物として使用する下準備の終わった骨を、呪いの対象となる相手の写真の上に並べていくことで、呪物と対象者の縁をしっかりと結んでいく工程です。
この工程をしっかりと行っていないと、対象者との縁が薄く、呪いが行き場を無くしてしまい、自分へと返ってきてしまいます。
また、呪いが自分の元へと帰ってこなかったとしても、呪いが対象者ではなく他の人間に向いてしまったり、他に何らかの縁が少しでも結ばれてしまっている人間の方へと、呪いが伝播してしまう可能性があるので、この工程はしっかりと取り行っていきましょう。

3.写真の上に骨を並べ縁を結んだら、『この骨と共に砕け散れ』と唱えながら、相手への憎しみ・恨み・辛み・怒りなど、呪いたい対象者への負の感情を思い返しながら骨を砕く。
・この工程では、骨をできるだけ細かく砕きましょう。
ここで重要となるのは、動物の骨であることが目視で解らない程度にまでは細かく骨を砕く事です。
この骨を砕く工程において、骨の砕き具合を粗いままで終わらせてしまうと、最後の工程において骨を散布した際に、呪いを掛けた事が相手にバレてしまい、呪い返しにあう可能性が高くなってくるので、この工程は手を抜くことなく、できるだけ骨を細かく砕いていくようにしましょう。

4.骨を砕いたら、『闇に住まう怒りの神、姿を現し共に復讐を』と呪文を唱えながら、砕いた骨を袋に詰めていく。
・先程細かく砕いた骨を、呪文を唱えながら集めて袋に詰めていくだけのこの工程ですが、呪物と呪いの対象者の縁を結ぶ段階で写真を使った場合には、そのまま骨だけを詰めれば良いのですが、前項でもお話をしたように、写真ではなく対象者の髪の毛や爪などといったものを使用した場合には、この骨と一緒にその髪の毛を爪も袋に詰めていきましょう。
呪いを掛ける対象者と縁を結ぶ媒介となっている、対象者の体の一部を袋の中に一緒に入れておくことで、さらに縁が強くなり呪いの効果も強くなります。
写真の場合は、そのまま骨だけで良いのですが、もし対象者の体の一部を使用した場合には、袋に一緒に詰めておいた方が呪いの効果が上がるので、忘れずに袋の中に入れておきましょう。

5.袋に詰めた骨の粉を、対象者の家・庭などに振りかける・散布する。
・この呪いは、対象者に対する呪いを詰め込んだ呪物であるこの動物の骨の粉というものを、相手のテリトリーに撒くことで完成する呪術となっています。
全ての行程が終了し砕いた骨の粉が出来上がったら、それを対象者の家などに撒き散らすことで、呪い自体が完成するのですが、相手の家に侵入し呪物を撒くということは、非常にハードルの高い行為と思います。
この場合には、家や庭という場所だけではなく、例えば会社の相手のデスクの周りであったり、憎い相手の鞄や持ち物であったりという物に、この呪物である動物の骨を振り掛ける事でも、呪いが完成します。
相手の家や庭に撒くのが一番ではありますが、この呪術において重要な部分は「相手のテリトリーに呪物である動物の骨を撒き呪いを伝播する」という部分なので、持ち物などに振り掛けるという形でも、呪いを完成させることはできます。

動物の骨を使った呪いのやり方としては、以上で完了です。

この5つの工程で、この呪術は完成し、儀式自体も完了です。
工程としては時間の掛かる部分や初級呪術に比べると工程が少し多いかもしれませんが、特別な力・技術を必要とするものではなく、誰にでも執り行える内容となっています。

動物の骨を使った呪いの注意点


動物の骨を使った呪いの注意点としては、まず一番大切な部分として、『準備した骨の粉は全て使用しきる』ということです。

相手の持ち物などに振りかける場合、呪いの存在が対象者にバレてしまうので、大量に骨を振りかけるのは難しいと思います。
しかし、呪物となる骨の粉を大量に準備した際に、この粉を残してしまうと、呪物の中に残った呪いが骨から漏れだし自分へと帰ってくる結果を招きます。
つまり、準備した骨は全て使用しきらなければ「呪い返しに遭う」ということです。

相手の持ち物などに振りかける場合には、量を考えなければ「骨を振り掛けたことがバレてしまい、呪いをかけたことがバレてしまったことで、呪い返しにあう」可能性もあるのですが、相手の家や庭などと言った場所に撒く場合は、よほどの量を撒かない限りバレる可能性は限りなく低いく、少なければ呪物である骨と、呪いの対象者が接触する可能性が減ってしまいます。

つまり、相手の家に撒く状況なのか、相手の持ち物に振りかけるという方法で使用するのかという状況により、骨の量を調整する必要があります。
相手の持ち物に振りかけるのであれば骨の量も少量に、相手の家・庭などに撒く場合はある程度量を準備し、使い方によって骨の量を調整する必要があります。
この点は非常に注意していなければ、相手に怪我を負わせるどころか、自分が更に追い込まれる・怪我をすると言う様な事となりますので、非常に注意していただきたいと思います。

また、これを撒いている姿や、骨を撒いたことがバレてしまうと、先程も言ったように「呪い返しにあう」ので、この点も非常に注意してもらえればと思います。

動物の骨を使った呪いのメリット・デメリット


この動物の骨を使った呪いのメリット・デメリットとしては、まず大きなメリットとして「特別な力を使用せずに、誰でも執り行える呪術」なのですが、効果は大きく、その呪いの効果というのも具体性が強く、呪術を使用する状況というものによっ選択しやすい、という部分があります。

例えば、浮気をしている相手に対しその悪縁を切って欲しいといった場合には、悪縁を切る呪術が好ましい訳ですが、初級呪術のような「何か不幸なことが起きる」といった類の呪術の場合、実際のところ何が起きるか呪いが発生してからでなければわかりません。
しかし、こういった呪いの効果が明白である『上級呪術』の場合、相手に何か怪我をさせられてしまったが故に、その報いとして「相手にも大怪我を負わせたい」などといった場合には、この動物の骨を使った呪いなどを使用すると、相手に怪我を負わせるという明白な呪いの効果があるため、自分の願いが叶いやすいという利点があります。
この点は、この動物の骨を使った呪いなどの上級呪術の大きなメリットです。

デメリットとしては、やはり初級呪術に比べると、工程や手間などを増える部分と、やはり呪術の効力が強力であるが故に、呪い返しなども強力になってしまい、また呪いのリスクが極端に上がってくる部分です。
砕いた骨を、相手の持ち物やテリトリー(家・庭)などに撒くという行為自体、やはり呪いの対象者に見つかるリスクも上がり、呪い返しに遭うリスクも圧倒的に上がってきてしまいます。
故に、呪いの成功確率という部分で言うと、呪いが発覚し呪い返しにあってしまう可能性の部分も含め、初級呪術などに比べると、圧倒的に下がってくる部分ではあると思います。
この辺は、上級呪術の大きなデメリットとなってくるかと思います。

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