知ってる?神社にも相性がある!
年に一度の初詣。受験や就職、大きな仕事があるとき。人は神社で願掛けをします。
みなさんは普段、どんな祈りを捧げているのでしょうか。
- 試験や面接がうまくいきますように
- 大きな仕事で結果を残せますように
- 怪我や病気なく健康に過ごせますように
- 愛する人が幸せでありますように
願いや気持ちは人それぞれですが、「叶いますように」という気持ちは同じだと思います。
ちなみに筆者は子供の頃、世界平和を本気で願ったことがあります。
規模が大きすぎて叶ったかどうかは定かではありませんが、どうか叶いますようにと真剣に祈っていました。
このように神社はあらゆる人が日々訪れ、願い事をしていきますが、神社には自分との相性があることをご存知ですか?
神様は偉大な力を持ち、人間よりもうんと高い次元に存在します。
しかし、神様だって日々訪れる数多の人々の願いに、ひとつひとつ耳を傾けていくことは難しいです。
たくさんいる人の中から自分の願いだけを見てもらうには、神様に見てもらえるような何かがなければいけません。
そこで重要なのが、神様や神社との相性です。
「この人間とは気が合いそう」と思ってもらえれば、自分に注目してくれるきっかけになります。
お参りの際には、住所、氏名、数え年を申し上げ、きちんとご挨拶することも大切です。
逆にあまり相性がよくなかったり、ご挨拶もしないままお願いごとをしても、神様は忙しいので気付いてくれません。
そうなると、せっかくの御利益もうまく授かれないのです。
せっかく御利益を頂きたいと思って神社に行っても、意味がなければ残念な気持ちになりますよね。本末転倒です。
だからこそ、神社に行くときには自分との相性を踏まえた上で、行くべき神社をきちんと選ぶことが大事です。
最大の御利益を授かるためにも、自分に合う神社を見つける方法を知りましょう。
相性の良い神社とは
そもそも相性の良い神社とは、どのようなものなのでしょうか。
大抵の場合、多くの人は神社に行くときになんらかの理由があると思います。
- 家が近かった
- 用事のついでに通ろうと思った
- 評判が良い神社だから
この選び方に問題はありません。
家が近いから毎日参拝している人もいますし、評判の良い神社はきちんと管理されている神社なので、御利益も高い効果が見込めます。
もしかしたら運命的な神社との出会いがあるかもしれません。
その中で、相性の良い神社とは、自分に合った神社のことを指します。
自分に合った神社はその他の神社と違ってより大きな御利益を授かることができ、心身に良い影響を与えます。
また、神社はパワースポットとしても名高く、実際に行ってみると神聖な気配に満ちていてスッキリとすることがあると思います。
この神社に満ちる力をより吸収しやすくなるのも、自分に合った神社の特徴です。
それでは、「最大限の御利益を得る」ための相性の良い神社の選び方を紹介します。
自分に合う神社の選び方
神社を選ぶにあたって最も重要なのは、"気持ち"です。
人と話すとき、この人と一緒にいると楽しい、趣味が合うから話題がずっと続く、と思ったことがあると思います。そういう相手とは相性が良いと感じますよね。
神社もそれと同じく、訪れたときにどう感じるかで神社との相性がわかります。
- 居心地が良い
- 安心できる
- なんとなくこの神社が好き
訪れたときに「なんだか落ち着くなぁ、好きかも」と思えた神社は自分にとって相性の良い神社です。
ひとつの神社だけだと判断が付きにくいので、複数の神社を回ってみるのがオススメです。
自分の中で行ったことのある神社を比べて、こっちの神社の方が好きだなと思う方はより自分に合っているということになります。
神社との相性が良いというのは、祀られている神様との相性も良いことに繋がります。
相性が良ければ神様の持つ力との親和性が高く、神社に満ちた力をより効率的に取り込みやすくなります。
相性の悪い神社もある
相性が良い神社に対し、相性の悪い神社もあります。相性の悪い神社とは、自分との相性が合わず、訪れることで不快な気持ちや不安を抱く場所を指します。
私達が神社に訪れる際、神様からの御利益や神社に満ちる神聖な力を取り込みたいと思いますよね。
しかし相性が悪い神社では、その効果が薄れたり逆効果になることがあります。
- この場所にいたくない
- 不安になったり寒気がする
- もう来たくない
神社に行ってこのような悪感情を抱くことはあまりないですが、なんとなくでも「違うな」と思ったら、別の神社に行ってみてください。
相性が悪い神社に行ってしまうと受け取れる御利益や神様の力が大きく減るだけでなく、逆に不快感を感じたりあまりよくない影響を受ける可能性があります。
相性が悪いわけではない?神社参りのタブー
神社は神聖な場所です。
不浄を持ち込んだり無礼な振る舞いをすれば、神様から歓迎されることはありません。
それは、神社の中だけではありません。普段の行動から気をつけなければなりません。
「なんとなく落ち着かない」「気分が悪くなった」など、相性が悪いときに起こるようなことがあっても、まずは自分の状態や行動を見直してみてください。
神社参りのタブー
- 手水舎での作法を見直す
- 鳥居を通る際の作法を見直す
- 境内での飲食や喫煙をしない
- 写真撮影をしない(許可されている場合は可)
- 月経中や出産直後、出血を伴う怪我がない
- 革製品を身につけていない
- ペットを連れていない(許可されている場合は可)
- ごみを持ち込まない
- 賽銭を投げない(丁寧に入れる)
- 参拝前は肉や魚を食べない
- 氏神参りを先に済ませてある
上記のものは一例です。
神社によってはこの他にもお作法が存在している場合もありますし、許可されている場合もあります。
事前によく調べてからお参りしましょう。
また、氏神神社に関しては、神社本庁に問い合わせればわかります。
まずは、普段から自分を守ってくださっている神様へのご挨拶を済ませてから、自分の願いを叶えてくださる神社(崇敬神社)にお参りしましょう。
まとめ
神社には相性の良し悪しがあり、相性が良い神社に行くことでより高い御利益とエネルギーが得られることがわかりました。
相性が良いとポジティブな気持ちになれるのに対し、相性が悪いとネガティブな気持ちになります。
神社に行ったとき、自分の気持ちにちょっとだけ意識を向けてみてください。新たな発見があるかもしれません。
最大限の御利益を得るためには、いつもではなくとも、きちんと自分に合った神社を選ぶのが大切です。