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【初級呪術】憎い相手に復讐する呪い(まじない)のやり方

復讐したいほど憎い相手がいる場合、あなたはどうするでしょうか?
そういった人間に物理的に復讐をするのではなく、呪いをかける事で不幸をもたらすといった方法を使用する場合において、何も呪術や魔術といった方法を使うのが全てではありません。

これまでにも何度かお話をしていますが、呪術や魔術を使用するというのは、もちろんある程度、自分にもリスクが生じてくるものです。
初心者や素人が呪術や魔術を執り行う場合、失敗するリスクや呪い返しのリスクが生じてくるものですが、何よりも呪術工程であったり、呪術に必要なものを取り揃えるのに苦労したりといった部分があります。

そのため、初心者や素人が呪術や魔術を執り行うのは決して簡単なことではありません。
そういったリスクを負うほど憎い訳ではないけれど、復讐はしたいと言う人の為に、今回は呪いというほどのものではないが、着実に相手に復讐をすることのできる呪い(まじない)をご紹介していこうと思います。

復讐の呪いに必要なもの

今回の復讐の呪い(まじない)に必要なものは、呪術や魔術と言ったものに比べると、簡単に誰にでもすぐに取り揃えられるものばかりです。
また必要な物の数も少なく、簡単に取り行えるところが「呪い(まじない)」の良い点で、必要なものもたった3つだけなので、ここからは必要な物について、1つずつご説明していこうと思います。
必要なものは、以下の通りとなっています。

・型紙(厚紙でも可)
※今回の呪い(まじない)を執り行なう上で最重要となる物です。
印刷紙や精製紙のような薄い紙では無く、厚みがあり形を一定に保てるような紙を準備する必要があります。
基本的には無地で真っ白の「型紙」を準備してください。
型紙が手に入りにくいようであれば「厚紙」でも代用可能ですが、同じく無地で白いものを選んで下さい。
呪い(まじない)の工程の中で、この厚紙を針で削っていく部分があるので、針で削っても破れない程度の厚みを持った紙を準備する必要があります。

・針
※基本的にどんな針でも構いません。
裁縫針であったとしも、待ち針であったとしても構いません。
この針は、呪いの工程の中で「厚紙を削る」際に使用するので、細い針よりもできるだけ太い針の方が良いです。
あまり細い針を選んでしまうと、紙を削っている際に、「針の先が折れたり・上手く削れなかったり」といったことにもなるので、あまり細すぎる針はオススメできません。
身近に手に入るのであれば「畳針」などを使うのが良いでしょう。

・火種
※呪いの最後に型紙を燃やすので、その際に使用する火種が必要となります。
この辺りはこれまでにも紹介している呪術や魔術などとも共通のもので、火種であれば基本的には問題がありませんが、ライターやチャッカマンなどのガス火などは、あまり適しません。
極力マッチなどによる自然火が良いので、もしライターなどで最初の火種を確保する場合においても、直接ライターで紙に着火するのではなく、一度ロウソクに火を移し、ロウソクの火で厚紙を燃やす、と言ったような手順で燃やした方がより効果がしっかりと現れます。

以上の3つで、復讐の呪いを執り行うことはできます。

上記の3つ以外に準備するものはありません。
しいて何か準備しておいた方が良い物があるとするのであれば、厚紙を燃やして供養し処分する際に、火がまわりに燃え移り火事になるなどといったことが起きないように、フライパンや灰皿といった火を受ける「受け皿」があれば尚良いですが、これらは特に無ければならないというものではありません。

復讐の呪いのやり方

復讐の呪い(まじない)のやり方に関しては、冒頭でもお話をしたように、あくまで呪い(まじない)であるため、呪術や魔術に比べると非常に簡単で、誰にでもすぐ執り行うこともでき、専門的な知識も必要ありません。
また特別なものも必要とせず、すぐに取り揃えることのできるものばかりで、すぐに実行できる内容となっています。
呪術や魔術に比べ、リスクなどといった部分も少なくなっていますので、安心して取り行ってもらえればと思います。
呪いの手順・工程としては、以下の通りとなっています。

1.準備した厚紙で紙人形を作る
・まずは準備した厚紙を人の形に切り取り、紙人形(形代)を作っていきます。
紙人形とは言っても、それほど精巧に作る必要はなく、基本的には人型になっていれば問題ありません。
ハサミやカッターナイフなどで切り取っても良いですが、人型にすることができるのであれば特に方法は問いません。
とにかく準備した型紙もしくは厚紙を人型にし、紙人形(形代)を作ります。

2.紙人形に復讐したい相手の名前をフルネームで刻む
・先の工程で準備した紙人形の中心に針を使って、復讐したい相手の名前をフルネームで刻み込んでいきます。
この時の注意点としては、針で削りすぎて型紙に穴があくような事の無いように気をつけて、紙の表面を削り取っていくような感覚で、針先で紙を何度もなぞり、復讐したい相手の名前を刻み込んでいきます。
名前を刻み込む場所はどこでもいい訳ではなく、紙人形の心臓部分に当たるような位置である、中心部分に復讐したい相手の名前をしっかりと刻み込んでいきます。

3.針を使い紙人形を引き裂いていく
・紙人形に復讐したい相手の名前を刻み込んだら、そのままその針を使い、紙人形をズタズタに引き裂いていきます
紙人形引き裂く際には復讐したい相手に対する憎い気持ちをしっかりと込めながら、紙人形を引き裂いていくことが重要なポイントとなります
必要なものの説明部分でもお話をしましたが、この時に針が細いと針が折れてしまう可能性が高いのでうまく引き裂くことのできない人は太めの針を準備してください
型紙は思っている以上に固くなかなか針で引き裂くことが難しいので、初心者は畳針のような太く頑丈な梁を準備しておいた方が良いでしょう

4.ズタズタに引き裂いた紙人形を燃やす
先程3の工程で、復讐したい相手の名前を刻み込み、ズタズタに引き裂いた紙人形を最後に燃やしていきます。
この辺りは呪術や魔術と同じく、この紙人形といったものが、呪いを伝播するための依り代としての効果をを持っているので、呪いをかけた後には処分しなければなりません。
その為、この紙人形を火にかけ燃やすことで処分します。
この時注意しなければいけないのが、やはり呪い(まじない)とは言え、人に見られると効果が現れなかったり、憎い相手にかけた呪いが自分の身に返ってくるような事となるので、人目につかないよう細心の注意を払いつつ、紙人形を燃やし処分してください。

以上の4つの工程で、復讐の呪いのやり方としては完了です。

たったこれだけの4つの工程によって、復讐の呪い(まじない)が成功し、簡単に憎い相手に復讐をすることができます。
この呪いの工程の中では、難しいポイントも特に無く、このような簡単な工程で憎い相手に不幸をもたらし復讐をすることが出来てしまいます。
あくまで呪術や魔術ではなく、呪い(まじない)であるため、この様に簡単に執り行うことができます。

復讐の呪いにおける注意点

復讐の呪いにおける注意点としては、大きな注意点はありませんが、あくまで呪い(まじない)であるために、人を呪い殺すような大きな呪いの効果を見込むことはできません。
呪術の工程自体が簡易的なものであり、即効性もあるのですが、その分、呪いの効果というものは「相手に小さな不幸を与える」と言ったようなものになり、病気になる・怪我をさせる等といったレベルのものとなります。

また呪術を執り行なっている最中の注意点としては、針で厚紙を削る際に「厚紙を削りすぎて穴が開かないように気をつけなければいけない」という部分があります。
厚紙を削りすぎて穴を開けてしまった場合、呪術が失敗するのでこの点は非常に注意してもらいたいと思います。

復讐の呪いのメリット・デメリット

復讐の呪いに関するメリッ・、デメリットについてですが、まずメリットとなる部分は以下の通りです。

・必要なものが簡単に手に入る
・特別な技術を必要としない
・呪いの効果が現れるまでに要する時間が短い
・誰にでも簡単に執り行うことができる

この様な点が挙げられます。

今回の呪い(まじない)において、一番大きなメリットは、必要な物が少なく特別な技術も必要としないため、どんな人間であったとしても簡単に執り行うことができ、すぐに効果が表れるという部分が、一番大きなメリットとなる部分でしょう。
人を「呪い殺したい」というほどの恨みを抱いている訳では無く、「相手に嫌がらせをしたい・怪我をさせたい・病気になってほしい・体調を崩してほしい」等といった、仕返し・復讐をしたい程度の恨みであれば、こういった簡単に誰にでも執り行うことのできる呪い(まじない)・簡易魔術・初級魔術というものが適しているでしょう。

逆にデメリットとなってくる部分は、以下の通りです。

・呪いの効果が薄い

このような点が挙げられます。

今回の呪術において、相手にもたらされる呪いの効果というものは、怪我をする病気をすると言ったような小さなものとなります。
相手に死をもたらす・人生を崩壊させるような「強力な呪い」の効果を求めているのであれば、こういった呪術では難しいでしょう。
こういった呪術・魔術で与えられる呪いというのは簡易的なものであり、あくまで相手に小さな不幸をもたらす程度のものとなってしまいます。
この辺りが唯一、今回の呪術におけるデメリットとなる部分ではないでしょうか。

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