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【上級呪術】カミソリと血液を使った強力な呪いの方法

呪術においても、魔術においても、血液を使った呪いというのは、非常に強力な力を持っています。

血液を使う魔術・呪術というのは、悪魔の力を使って呪いをかける方法や、悪魔との契約にも匹敵するような強力な力を生み出すこともできるのですが、その反面失敗するリスクも大きく、失敗した時に自身の身に返ってくる呪いも大きなものとなってきます。
故に、知識や能力のない人間が不用意に手を出すべきではない呪術・魔術とされていますが、今回は、その「血液を使い憎い相手を確実に不幸へと貶める」呪いの方法についてお話をしていこうと思います。

血液を使った呪いに必要なもの


血液を使った呪いというのは、基本的に特別な能力や専門的な知識を持った人間でなければ、行うこと自体危険とされている呪術の方法です。

何故なら、血液を使った呪術と言うのは使い方を間違えると、他人を呪うどころか呪いを全て自身で受けることとなり、非常に力が強力であるために、呪い返しによって受ける呪いがあまりに強力でリスクが高すぎるからです。
今回ご紹介するのは、そんな『上級呪術』である血液を使用する呪いの中の一つですが、だからといって必要なものが多いという訳ではありません。
まずは、血液を使った今回の呪いに必要な物からご紹介していきましょう。
必要なものは、以下の通りとなっています。

・紙

※呪術工程の関係上、印刷紙のような紙質が硬い紙よりも、和紙の様な柔らかい紙質の紙の方が好ましく、出来れば和紙を準備してください。
和紙を入手するのが難しい場合に簡単に手に入る物としては、100均などでも売っている物で、習字などでも使う「半紙」でも代用が可能なので、印刷紙などよりは半紙のような白い紙を準備してください。

・カミソリ

※基本的に刃物であれば何でも良いのですが、切れ味の問題などもあり、カミソリやカッターナイフが好ましいです。
皆さんが思ってる以上に、切れ味の鋭さだけで言うと包丁などは切れ味が悪く、血液を集めるために指先を切る時、包丁などで切ろうとすると指を深く切ってしまったりする危険性が高くなるので、刃先が鋭く細いものが好ましいです。
刃先が細く鋭いものとなってくると、カミソリやカッターナイフといったものが一般的に入手しやすく、使い古しのものでなければ、指先を少し浅めに切り血液を集めることも難しくないので、今回はカミソリもしくはカッターナイフをオススメします。

・鉛筆

※鉛筆は特に指定はありません。
シャーペンなどではなく、鉛筆であれば基本的になんでもOKです。
濃さなども特に指定はなく、BでもHでもHBでも何でもOKです。
鉛筆の部分でより呪いの効果を高める為に行っておいた方が良い工程としては、鉛筆削りなどで鉛筆を削るのではなく、カッターなど刃物で自分の手で削った鉛筆を使うと、より効果が高まると言われています。
呪いの効果をより高めたい人は、相手が憎い気持ちを込めながら、一刀一刀気持ちを込めて鉛筆を自らの手で削りましょう。

・マッチ

※ライターなど火をつけれるものであれば、基本的に何でも良いと言えば良いのですが、呪術などを執り行う場合においては、ライターなどのガス火ではなく、自然火の方が儀式の成功率・呪いの強さを高めるとされていますので、マッチなどが良いと言われています。
もし、マッチの扱いが苦手などという人の場合であれば、ライターなどでも良いのですが、できれば直接ライターなどで火をつけるよりも、一度ライターで火をつけたロウソクの火などを使った方が、より良いとされています。
なので、基本的にはマッチもしくはロウソクを使用し、火種を確保するようにしてください。

以上の4つがあれば、血液を使った呪いを執り行うことはできます。
このほかにも呪術工程の中で、紙を燃やす工程があるので、その際に火が周囲に燃え移らない様に、紙を燃やすためのもの場所を準備しておくとより良いですが、なくても特に問題があるものではありません。

血液を使った呪いのやり方


今回の血液を使った呪いのやり方としては、特別な技術を必要とする部分はありませんが、根本的に血液を集めるというハードルの高さは存在しています。
また冒頭から何度も言っているように、血液を使った呪術というのは、非常に呪いの効果が強力な反面、効果の強力さに比例してリスクも上がってくるので、この儀式工程という部分は、非常に注意をし決して間違わないようにしてもらいたいと思います。
なので、ここから先の儀式自体の工程の部分は、しっかりと目を通し、決して間違わないように執り行ってもらいたいと思います。
儀式の手順・工程としては以下の通りとなっています。

1.準備したカミソリ(刃物)で、指先などを少し切り、紙の上に血液を数滴垂らす。
・血液を使った呪いに必要なものを説明した段階でも少し説明をしましたが、準備した紙が印刷紙などの場合、水分の吸収性が悪く、血液がなかなか紙に馴染みません。
こういった反面もあり、準備する紙は、できれば和紙・半紙などの方が良いでしょう。
もし半紙を使う場合には、吸水性の良い面を上にし、血液を垂らします。
この時、大量に血を落とす必要はありませんが、血の量によってある程度呪いの効能が変わるとも言われています。
しかし、だからといって血を垂らしすぎると物理的な危険性なども出てくるので、多少血を垂らす程度で問題ありませんので、極端に血の量を増やそうなどという考えは危険なので捨ててください。

2.血を垂らした紙に、鉛筆で呪いたい対象者の名前を書く。
・この工程において、特に説明することはありません。
1の工程で血を垂らした紙に、呪いたい対象者の名前を書き、その対象者の名前を書くことにより、対象者と呪いの縁を結び、呪いを伝播するための準備をします。

3.血を垂らし名前を書いた紙を、クシャクシャに丸めて広げる。
・紙をクシャクシャにギュッと丸めるのですが、この時に必ず呪いたい対象者に対する憎しみや恨み・辛みなどといった、憎しみの感情を込めながら、その気持ちを紙の中に押し込めるように、紙をギュッと丸めていきます。
この紙をギュッと丸める工程で、あなたの中に存在する憎しみを呪物の媒介となる、紙に詰め込んでいくので、この工程は非常に重要な工程となります。

4.呪いを詰め込んだ紙を、呪文を唱えながら細かく破いていく。
・この工程では、「かえしねうえのた、目を縛る鼻を縛る耳を縛る口を縛る胸を縛る手を縛る足を縛る、いつも不幸があるように汝○○(○○は呪う対象者の名前)に災いがあらんことを願う」と唱えながら、先程憎しみ・恨み・辛みといった呪いを詰め込んだ紙を細かく破いていきます。
この破くといった工程は、相手に危害を加えている工程を体現しており、これによって相手に呪いを伝播させていく重要な工程の一つとなります。
呪文を間違ったり、ただ破るだけでは呪いが完成してないので、しっかりと呪文を覚え、一語一句間違いのないように唱えつつ、できるだけ細かく紙を破いていきます。

5.最初に準備しておいた、火種で破いた紙を燃やす。
・ここまで呪いを込め伝播させてきた、呪物となっている紙を最後に燃やすことで、呪物の処分をするとともに呪術を完成させます。
紙を燃やして呪物を処分せずに放置すると、この紙、つまり呪物から呪いが漏れだし、あなたの身に呪いが返ってくる結果を招きます。
故に、この工程も非常に重要な工程となっており、紙を燃やすことによって呪いが完成します。
この工程に関しては、紙を燃やすので火元には注意し、火事などの物理的な危険性には細心の注意を払った上で執り行ってください。

以上で、今回の血液を使った呪いのやり方としては、完了です。
この5つの工程によって、血液を使用した強力な呪術が完成し、相手には想像以上に強力な呪いが降りかかることとなります。
ただし強力な呪い上に、この工程の中で何か間違いがあった時には、全てその呪いが自分に返ってくるので、非常に注意してもらいたいと思います。

その強力な呪いの呪い返しを受けないためにも、この呪術工程という部分はしっかりと頭に叩き込み、決して間違わないように執り行ってもらいたいと思います。

血液を使った呪いの注意点


今回の血液を使った呪いの注意点としては、一番大きな部分は「血液を集める」工程にあります。
血液を集める工程において、やはり自分の体に刃を入れるため、物理的な危険性が大きいのがこの呪術の難点です。

呪術に必要な血液を集める為に、指をあまり深く切ってしまうと、その後の感染症や後遺症といった物理的な危険性を孕んでいるので、呪いに必要な少量の血液を集める為の、薄っすらとした切り傷を付ける程度の傷でとどめるという部分は、非常に注意して取り行ってもらいたいと思います。
もし深く切ってしまった場合には、手当が必要となり、最悪の場合には病院に運ばれる・救急車を呼ばなければいけない様な事になる可能性もあるので、刃を入れる深さは非常に注意してもらいたいと思います。

また細かい部分の注意点としては、最後に紙を燃やすので、小火(ぼや)や火事などといった物理的な危険性の部分も注意をしてもらいたいと思います。
全体的な部分としては、血液を使用する呪いというのは、冒頭から何度も言っているように、非常に強力な呪いが行える半面、呪いの強力さに比例してリスクも非常に上がるので、呪い返しなどの危険性は非常に注意しもらいたい部分となり、呪術工程などの少しの間違いが自分を不幸におとしめることとなるので、しっかりと呪術工程などを頭に叩き込んだ上で、呪術を執り行ってもらいたいと思います。

血液を使った呪いのメリット・デメリット


今回の血液を使った呪いの、メリット・デメリットですが、まず大きなメリットの部分として、特別な力や技術を必要とせず、下手をすれば人を呪い殺すほどの強力な呪いを、相手に与えることができるという部分が、この呪いの何よりも大きなメリットとなる部分でしょう。
特別な技術や力を必要とせず、工程自体も特に多く無いにも関わらず、非常に強力な呪いを相手に与えることができる「血液を使った呪い」というのは、素人でもできる呪術の中では数少ないものとなっているので、非常に大きなメリットとなると思います。

しかしながら、血液を使った呪術というのは、素人が執り行う上では正直メリットよりもデメリットの方が多く、まずこの血液を使った呪術の一番大きなデメリットとして、血液を集めること自体が難しいという部分です。
やはり自分の体に刃を入れて血液を採取するというのは、なかなか慣れていない人間には抵抗のある行為であり、うまく刃物を入れられず深く刃を入れてしまったことで、手当てが必要になったり、もしくは上手く刃が入らず血液がうまく採取できないというのは、この呪いを執り行う上で、素人がまず一番最初に陥ってしまう失敗の部分です。

また、冒頭から何度も言っているように、血液を使った呪いというのは、非常に強力な呪いの効果を生み出す反面、その強力さと比例しリスクが非常に高くなるというデメリットが存在します。
呪いの効果が強力だということは、つまり「呪い返しが起こってしまった際に自分に返ってくる呪いも非常に大きいものになる」ということであり、どうしても呪い返しによる危険性という部分のデメリットが拭いされません。

こういった部分から、血液を使った呪術全般というのは、素人にはあまり向いていないと言われており、これが初心者には執り行うこと自体が難しいと言われる所以なのですが、方法や工程・必要なものなどという部分をしっかりと理解し、ちゃんと準備をしていれば、素人・初心者であったとしても執り行うこと自体は可能なものとなっています。

初級呪術のような、「初心者や素人が執り行うために特化した簡単な呪術」の様な効果の薄い呪いでは、自分の恨みは晴らせないという人は、こういった上級呪術をおすすめしますが、やはり知識や経験のない人間が執り行うには、リスクが高いものとなっていると思うので、それほどの強い憎しみ・恨み・辛みといったものがあり、相手を不幸のどん底に貶めるような呪いをかけたいのであれば、自身で執り行うという方法よりも、呪術代行などといった方法によって、プロにお願いする方がリスクも少なく、そういった方法をオススメしたいと思います。

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