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【上級呪術】ろうそくと血液を使った強力な呪いの方法

今回ご紹介していく『上級呪術』は、以前にお話をした『【上級呪術】カミソリと血液を使った強力な呪いの方法』によく似た魔術となっているのですが、『【上級呪術】カミソリと血液を使った強力な呪いの方法』以上に強力な呪いをもたらす魔術となっています。

魔術においても呪術においても、その術式・知識にかける労力であったり、呪いをかけるために代償として支払うものが、大きければ大きいほど相手に与える呪いも比例して大きなものとなります。
『【上級呪術】カミソリと血液を使った強力な呪いの方法』でも説明をしましたが、血液を使っている呪い自体、非常に強力なものとなっているのですが、今回はその血液を使った呪いを、更に強力なものにと昇華させていく、魔術の方法についてお話をしていこうと思います。

ろうそくと血液を使った呪いに必要なもの

今回の『ろうそくと血液を使った呪い』というのは、『【上級呪術】カミソリと血液を使った強力な呪いの方法』と同じく、基本的に血液を使った呪術なので、専門的な知識を持った人間でなければ、行うこと自体危険とされている部類の呪術の一つです。
以前に、『【上級呪術】カミソリと血液を使った強力な呪いの方法』のお話をした時も言いましたが、血液を使った呪いというのは、その呪術の効果が絶大な分、呪いが失敗してしまい呪い返しなどにあった場合のリスクなども非常に高く、準備や呪術工程など様々な部分において、全く知識を持っていない人間や初心者では、呪術工程などにハードルが高い部分が多いです。

しかし、今回ご紹介していく『ろうそくと血液を使った呪い』も、前回の『【上級呪術】カミソリと血液を使った強力な呪いの方法』と同じく上級呪術だからといって準備するものが多いという訳ではなく、必要なものはそれほど多くありません。
なので、先ずは『ろうそくと血液を使った呪い』に必要なものからご紹介していこうと思います。
必要なものは以下の通りとなっています。

・刃物

※これは、この呪術において最重要となる、「血液を採取する」ために必要となってくる物の一つです。
ただし、『【上級呪術】カミソリと血液を使った強力な呪いの方法』とは違い、呪術中に新鮮な血液を採取する必要があるので、注射器などでは無く、刃物であるという事が重要となります。
また、この刃物は基本的になんでも良いのですが、前回とは違い、カッターナイフのような呪術的に「縁の結び難い物」よりも、できれば普段から使っている刃物などの方が、呪術の効果をより高めることができます。
故に、普段から使っている「包丁」などの方が良いとされていますが、あまり切れ味が良くない場合、血を採取するために指先を切るときに深く刃を入れてしまい、傷が大きくなってしまう可能性があるので、切れ味の良い刃物(普段使用している物)が準備できない場合は、カミソリやカッターナイフといったもので、代用しても大きな問題はありません。
危険性は高まりますが、より効果を高めたいのであれば、普段から使っている鏡を割り、破片で指先を切り、血液を採取するという方法もありますが危険度・難易度は上がりますので、この辺りは「自分がどこまでできるのか?」というのを見極めた上で、選んでもらえればと思います。

・黒いろうそく
※今回の魔術において重要な部分となる黒いろうそくですが、「白いろうそくではダメなのか?」と言われれば、決してダメという訳ではないのですが、基本的に魔術に使用するろうそくは黒が好ましく、白いろうそくなどはあまり適しません。
日本の呪術などでは、白いろうそくが使用されることが多いのですが、西洋の魔術などにおいては魔術を執り行う際には、用途によってろうそくの色を選ぶのも、重要なポイントとなります。
今回のような場合は、強力な呪いを相手に伝播するために「黒いろうそく」が好ましく、出来れば準備するろうそくは黒色にしてください。
また、どうしても黒いろうそくが手に入らない場合は、黒いろうそくを自作しても良いですが、市販の白いろうそくを黒く塗りつぶすことでも代用することができます。

・白い無地の器
※今回の呪術を執り行う上で、血液を採取する受け皿として必要なものです。
基本的には、白の無地であればどんな器でも問題ありません。
この器の中に血液を採取し、呪いを吹き込んでいくので、この器は重要なものとなります。
サイズに関しては、ろうそくにかざして呪文を唱え、呪いを吹き込んでいくので、あまり大きなものではない方が良いです。
できれば、白の無地で小皿のような形の器を準備するのが、好ましいでしょう。
血液を乾かす必要もあるので、深型よりも平型の方が、今回の呪術には向いています。
この辺りを踏まえて器を選んでもらえればと思います。

以上の3つがあれば、『ろうそくと血液を使った呪い』を執り行うことはできます。

この他に必要なものは特に無く、強いて言うのであれば「呪術が完了した後に、指先を手当てするための治療用具」などは準備しておいた方が良い、というぐらいでしょうか?
この3つの物が揃っていれば、後は「呪文」さえ覚えておけば呪術を執り行うことができます。

ろうそくと血液を使った呪いのやり方

今回の『ろうそくと血液を使った呪いのやり方』は、以前の『【上級呪術】カミソリと血液を使った強力な呪いの方法』と同じく、基本的には特別な技術を必要とする部分はありません。

しかし、呪術自体の工程であったり、血液を集めるといった部分に、素人や初心者では少しハードルの高い部分も存在しています。
また、以前の『【上級呪術】カミソリと血液を使った強力な呪いの方法』や、今回もお話をしているように「血液を使った呪術」というのは、それ自体が非常にリスクの高いものであり、呪い返しや呪術自体のリスクという部分をしっかりと理解し、リスクに対する事前準備や対処法などを知らない素人・初心者が利用する呪術としては、非常に危険な部分もあるので、この辺りはしっかりと理解をし、決して呪術の工程を間違わない様に、儀式自体の工程の部分や呪文などについてはしっかりと目を通し、細心の注意を払った上で儀式を執り行ってもらえればと思います。
儀式の手順・工程としては、以下の通りとなっています。

1.家の明かりをすべて消し、準備したろうそくに火を灯す。
・まずは、ろうそくと火種を準備したうえで、家の明かりを全て消します。
この呪術は、全ての工程を暗闇の中で執り行う必要があり、明かりとなるものは、ろうそく以外に存在しない状態にしなければなりません。
そのため、まずはろうそくに火を灯す前に家の明かりを全て消し、魔術を執り行う環境を整えるといった下準備が必要になります。
つまり、ろうそくに火を灯した後に電気を消すのでは無く、家の明かり(電気)を全て消した上で、準備したろうそくに火を灯すようにし、初めて呪術を開始することができます。
また、ろうそくに火を灯す場合は「ライター」でも可能ですが、できれば「マッチ」などの火を使うようにしてください。
人工物である「ガス火」よりも、マッチのような「自然物の火」を利用した方が、魔術の効果が高まるので、この辺りも気にしてもらえればと思います。

2.準備した器をろうそくの前に置き、心を整えろうそくの正面に座る。
・ろうそくに火を灯したら、血液を溜める為の器をろうそくの前に置き、その器がろうそくと自分の間になる様に、ろうそくの正面に心を整えて座ります。
この時に注意しなければいけない点は、自分が動いた時にろうそくの火を消してしまわない様に注意してください。
この時にろうそくの火が消えてしまった場合は、全て一からやり直すようにしてください。
呪術の途中で、1度でもろうそくの火が消えてしまった場合は、呪術が失敗となってしまいますので、必ず一からやり直すようにしてください。
心が整い呪術を執り行うための心構えができたら、ろうそくの正面に座り呪術を執り行なっていきます。

3.心を整えたら『我が血を持って○○(相手の名前)に災難を、全ての力を注ぎ込み、憎しみを形に、今こそ形に』と呪文を唱える。
・この工程において注意しなければいけない点は、『呪文を決して間違えない』という部分のみです。
この部分さえしっかり守っていれば、特に他に注意することはありません。
途中で呪文を間違ってしまった場合も、呪術自体を一からやり直す必要があるので、呪文はしっかりと覚えておきましょう。
もし、呪文を間違ったにも関わらず、そのまま呪術を進めてしまうと、呪術が失敗して呪いが自分に返ってくる事となるので、この呪文は非常に重要なポイントとなります。

4.呪文を唱えたら指先を切って器に血液を一滴たらしたら、器を両手で持ち血液が乾くまで器を上にかざし呪文を繰り返す。
・いよいよ指先を切り血液を器に垂らしていくのですが、先程も言ったように指先を切る時に、あまり深く切りすぎると、後が大変なので血液を一滴取れる程度の傷をつけることが重要です。
あまり深く切りすぎると、呪術中に常に血液が流れててしまい「呪いが分散」する可能性もあるので、この点は注意してもらいたいと思います。
後は、特に注意すべき点はなく、ひたすら血液が乾くまでろうそくの火が消えないように呪文を繰り返すだけです。

5.器の血が乾いたら『今こそ形に』と唱えて、ろうそくの火を吹き消す。
・器の中の血がしっかりと乾いたら「最後に呪文を唱え、ろうそくの火を吹き消す」というだけですが、しっかりと呪文を唱え終わった後にろうそくの火を噴き消しましょう。
もし、先にロウソクの火を噴き消してしまったりした場合には、もちろん呪術は最初からやり直しです。

6.呪文を唱えろうそくの火を噴き消したら、乾いた血は器のまま人目につかない所で保管する。
誰かに見られてしまった場合には、呪術は失敗となり、呪い返しに遭うことになります。
決して人に見つからない場所で、大切に保管しておきましょう。

以上で、ろうそくと血液を使った呪いのやり方としては完了です。

今回の呪術も、この6つの肯定によって儀式が完了し、非常に強力な呪いを相手に与え、自分の想像以上の不幸が相手に降りかかる事となります。
ここまで、儀式工程を説明している中でも何度か注意をしていますが、儀式が途中で失敗してしまった場合には、そのまま進めず、必ず最初からやり直すようにしてください。

また、失敗のポイントによっては、呪い返しに遭い、その強力な呪いが全て自分に返ってくるような事にもなるので、一度呪術を執り行い始めたら、決して失敗しないように、細心の注意を払って執り行ってもらいたいと思います。

ろうそくと血液を使った呪いの注意点

今回のろうそくと血液を使った呪いの注意点としては一番大きな部分として血液を採取するという部分と呪文を唱えるという部分があります血液を集める際に自らの指先を切り過ぎると大量の血液が流れててしまい様々な場所に血液が飛び散ってしまった際には呪いが分散する恐れもありますまた物理的な危険性も大きくリスクも高くなってくるのでこの点は非常に注意しもらいたい点となってきますもう一つの部分呪文を唱えるという部分に関しては工程の部分でも説明しましたが、少しでも呪文が間違っていると呪いが失敗し、相手に呪いが伝播しないだけではなく、自らの身に呪いが返ってくる場合もあるので非常に注意をしもらいたいと思います、この時に専門的な知識や技術を持っており、呪い会社の対象ができなければ、その強力な呪いのターゲットは自分自身となってしまいますので少し長い呪文ではありますが、しっかりと覚えておいてもらいたいと思います

ろうそくと血液を使った呪いのメリット・デメリット

今回の「ろうそくと血液を使った呪い」のメリット・デメリットについてですが、まずメリットとなる部分は以下の通りです。

・呪いの効果が強力
・特別な技術は必要としない
・特別なものを必要としない

このような点が挙げられます。
やはり非常に強力な呪いを他人にかける場合には、代償であったり特別な技術や知識が必要になる場合がほとんどなのですが、今回の呪術は血液といった「自分の体の1部」を利用することで、特別な技術や力・物を必要とせず、憎い相手に非常に強力な呪いをかけれるという点です。

逆にデメリットとなる部分は以下の通りです。

・自分の指を切らなければいけない
・呪文を覚えなければいけない
・儀式に時間がかかる

このような点が挙げられます。
何よりも、やはり一番大きなデメリットとしては、自分の指先を切らなければいけないという点でしょう。やはり少なからず自分の体に刃を入れて「傷を付ける」という行為自体ハードルが高く・リスクも高いものである為に、この部分は今回の呪術における一番大きなデメリットとなる部分でしょう。
「呪文を覚えなければいけない・儀式に時間が掛かる」という部分は、強力な呪術になればなるほど必要となってくる部分であり、特に儀式に時間が掛かるという部分に関しては、長いものであれば初級呪術でも「1週間~1ヶ月」掛かる様な物もあるので、儀式に時間が掛かるとは言っても、比較的全体から見ると短い方なので、デメリットという程のことではないのかもしれません。

呪文に関しても、長いとは言っても一文ほどの文章なので、覚えるのにそれほど苦労するものでは無く、今回ほどの強力な呪いをかける呪術になってくると、本格的に呪術師が行う場合には、「作文用紙何十枚」といった呪文を覚えなければいけない場合もあり、それに比べると呪いの強さの割には呪文が比較的短い方かと思われます。
なので、やはり大きなデメリットとしては、「指先を切る」という部分であり、メリットに対してデメリットは少ない呪術となっているかと思います。

ただし、やはり強力な呪いであればあるほど、その呪いが自身に帰ってきた時には「大きなデメリット」となってくるので、呪い返しなどの対処ができない人の場合には、やはりかなり高リスクな方法にはなってくると思います。
こういった部分に対して対処が出来ないが、しかし憎い相手に強力な呪術をという人は、しっかりと力をもった専門の呪術師などに、呪術代行などを依頼するといった方法もあります。
ただし、呪術代行などは呪術師によっては費用も高額なので、どちらを取るかという部分は、自分の置かれている状況や懐事情などと相談しながら決めていただければと思います。

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