今回ご紹介する呪いの方法は、「蝋人形を使うことで憎い相手に自分と同じ不幸を与える」ことができる黒魔術です。
蝋人形を手に入れること自体、非常に困難なことなのでハードルの高い黒魔術と思われがちですが、他のもので代用する方法も存在するので、今回はそのあたりも含めてご紹介していこうと思います。
蝋人形を使った呪いに必要なもの
蝋人形を使った黒魔術を執り行う上で、必要なものは多くないのですが、根本的に蝋人形は手に入れにくいという問題があります。
蝋人形が手に入らない場合、他のもので代用することも可能なのですが、今回は代用品で行う場合と、蝋人形で行う場合に必要なものをそれぞれ説明していこうと思います。
まず蝋人形を手に入れることができる場合に必要なものは、以下の通りとなっています。
・蝋人形
・大きな時計
・紐
蝋人形が手に入る場合は、この３つのみで呪いを執り行うことができます。
また、蝋人形を手に入れることが困難な場合に必要なものは、以下の通りとなります。
・人形
・バター(もしくは牛脂)
・大きな時計
・紐
蝋人形を手に入ることが難しい場合は、蝋人形の代わりに「人形」と「バターもしくは牛脂」を準備することで、蝋人形の代用品を作る事が可能で、同じ黒魔術を執り行うことができます。
蝋人形を使った呪いのやり方
蝋人形を使った呪いの黒魔術は、蝋人形を手に入れること自体が難しいのですが、それさえクリアしてしまえば特に難しい工程はなく、非常に簡単な儀式内容となっています。
手順・工程としては、以下の通りとなっています。
１．準備した蝋人形に向かい、呪いたい相手の名前・自分が受けた被害の内容を強く念じる。
２．蝋人形に呪いを吹き込んだら、蝋人形を準備した大きな時計の針に縛り付ける。
３．貴方が呪いの対象者から、危害を受けた時間になったら蝋人形を時計から外す。
４．取り外した蝋人形は放置せずに直ぐに処分する。
以上で蝋人形を使った黒魔術の儀式は完了です。
人形で代用する際には、人形全体に隙間なく「バター」もしくは「牛脂」を塗り、このバター・牛脂を塗った人形を蝋人形の代用品として、上記と同じ工程で儀式を執り行ないます。
蝋人形を使った呪いの注意点
この呪いの黒魔術を執り行う上で、重要な注意点としては、この黒魔術の儀式が完了した際に、『人形を放置してはいけない』という部分です。
儀式が終わった後に、蝋人形を処分せずにそのまま放置してしまうと、その蝋人形の中に低級霊や悪霊といったものが入り込み、あなたにとって非常に危険な状態を招くこととなります。
それ故に、儀式が終わった際には、人形は決して放置せず即座に処分する必要があります。
こういった点から相手に危害を加えられた時間を過ぎたら、人形を処分する必要があるのですが、時間を間違って早く処分してしまうと魔術が成立せず、呪いをかけることができなくなってしまうという部分は、非常に注意をしなければいけない点となります。
人形を処分する際には、人形を清め(除霊・供養)した後に処分する必要があるのですが、この時に除霊・供養するために使用するのは、「聖油」が一番良いとされていますが、なかなか聖油を手に入れることも難しいので、聖油を手に入れることができない場合は、塩で清めても構いません。
また、この黒魔術も他の黒魔術同様に「他人に見られてはいけない」という注意点もあります。
これは、この黒魔術に限った話ではなく、人を呪う時に呪術・魔術どちらを利用したとしても共通の点なので、毎回言っていますが注意してもらいたいと思います。
蝋人形使った呪いのメリット・デメリット
今回の「蝋人形を使った呪い」の黒魔術におけるメリット・デメリットとしては、まず大きなメリットとして、『黒魔術の儀式における工程が非常に少なく、呪いの即効性が高い』という部分です。
この蝋人形を使った呪いの方法では、「蝋人形に呪いの念を吹き込み時計に括り付け、自分が被害を受けた時間まで待つ」というだけで、相手に呪いを送ることのできる非常に簡単な、黒魔術の儀式となっています。
儀式にかかる時間自体も非常に短く、呪いの即効性もその分高いので、この点はこの蝋人形を使った呪いの、非常に大きなメリットとなる部分です。
しかし、この大きなメリットの反面、一般の人間が蝋人形を手に入れること自体が非常に難しく、準備段階でのハードルが非常に高いというのは、この蝋人形を使った呪いにおける、最大のデメリットです。
先程魔術の儀式工程を説明をした段階でも代用できる方法を説明しましたが、やはり蝋人形を使用した場合と人形を使用した場合では、相手に与える呪いの程度も変わってくるため、この辺りは非常に大きなデメリットとなってくると思います。
