京都御苑(ぎょえん)は地元民から「御所(ごしょ)」と呼ばれ、その昔、天皇さんが住んでいた。
24時間開放されていて、日中はフードコートもあり、朝から夕方は犬を連れた人や、テニスコートで運動する地元民で賑わっている。
私もよくウォーキングに使っている。
しかし、夜になると雰囲気が一変する。
自殺スポットとなってしまった公衆トイレ

今回ご紹介する封印された廃トイレ。
御所の南側、厳島神社のすぐそばの森の中、ひっそりと佇む封鎖された公衆トイレがそこにはあった。
散歩中に何気なく見つけたこの公衆トイレ、なんとなく気になり、案内マップを見に行った。
——案内マップには何も書かれていない場所だった。
園内マップからも消され、観光客で賑わう京都御所の中で、唯一異質な気配を漂わせる場所。
当時オカルトに疎かった私は、近所の大学のオカ研(オカルト研究部)に話を聞いた。
すると、こんな話が聞けた。
ここはかつて、女性の焼身自殺があった場所。
その跡地に公衆トイレが建てられた。
京都の町では、火災の跡地に水にまつわる施設を建てることがよくある。
二度と火災に見舞われないようにとの願いが込められているのだろう。
しかし、その甲斐も虚しく、再び自殺が起きてしまったのである。
トイレの中で女性の首吊り死体が発見されたのだ。
その後このトイレは封鎖された。
トイレを示す看板や男女のマークは外され、入口には木の板が打ち付けられ、入れないようになった。
しかし、トイレは取り壊されることなく、マップから消去され、放置されているのである。
皇室関係の聖なる場所で、しかも広大な公園の中の同じ場所で、なぜこのような事件が繰り返されてしまったのかはわからない。
そして、この曰く付きとなった建物を残しておく理由も謎である。
報告されている心霊体験
この封鎖された廃トイレでは、心霊体験が多く報告されている。
曰くを知らない一般人の証言
老婆?もしかしたら若いかもしれない。見た目がおぞましい女性に襲われた。
もみ合いになって逃げて、通報しようと振り返ったら誰もいなかった。
心霊スポット巡りした人の証言
心霊写真が撮れます。オーブと炎のような白いモヤが写った。
塀を登って撮った中の写真には何も写ってなかったけど、外から撮ったやつがヤバかった。
ブロガーの証言
友達とトイレの中を撮ったら何も写ってなかった。
トイレすらも何も。真っ白の写真だけが残ってました。
心霊YouTuberの証言
入ったらヤバいと感じた。
周りから撮るだけにした。
木が生い茂って雰囲気あった。
その他にも、手や顔のようなものが写った写真や、夜中に響くむせび声なども報告されている。
私がいくつかYouTubeの配信を見たところ、配信者は気づいていないようだが、トイレ付近に差し掛かった途端、画面がチラついたりノイズが入っていた。
「何も写ってなかった真っ白の写真」も、煙が写り込んで真っ白になった可能性もある。
実際、これを見ていて少ししんどくなった。
あまりいい写真(動画)ではないだろう。
あと、これらの動画を見ながらタバコを吸っていたのだが、眼の前にあった煙草の箱が2つに増えていた。
両方開封されて減っていたので「やってしまったな」と思いながら眼の前の棚に戻したのだが、もう一本吸おうと手を伸ばしたところ、煙草の箱は一つしか無くなっていた。
これが心霊現象と関わりがあるかはわからないが、怖くなった私は動画と写真を閉じて履歴を消した。
心霊現象が起こる時刻
心霊現象が報告されているのは、この封鎖された公衆トイレ周辺のみ。
心霊体験談のほとんどは夜間に集中している。
が、心霊写真は昼間でも多く撮影されている。
封鎖されたトイレへのアクセス
この公衆トイレは、京都御所の南側、厳島神社のそばに存在している。
すでに使用はできず、園内マップからも削除されたため、観光案内だけを頼りに探すことはできない。
以下にマップを貼り付けておくので、訪れる際は参考にしてほしい。
アクセスは、京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅から徒歩すぐ。
市バス停留所「裁判所前」からも徒歩すぐで、堺町五門から入って左の小道を行けばたどり着ける。
2025年追記・修正
この封鎖されたトイレ、2025年現在は撤去されている。
2段しかない石垣に、四角く不自然に囲まれたなにもない土地が、当時の廃トイレの跡地だ。
「ハトの餌やり禁止」と書かれたカラーコーンがポツンと置いてある。
封鎖されていた頃と違い、その敷地に入れてしまうので、霊障や祟り、呪いといったものにダイレクトに触れてしまう危険がある。
訪れる際、敷地内に入る方は自己責任でお願いしたい。
低い石垣に囲まれた敷地が目印だ。
≪京都府京都市上京区京都御苑3≫
心霊スポット概要
京都御所の南側に、観光マップから存在そのものを抹消された奇妙な建物がある。
それが「封鎖されたトイレ」だ。※現在跡地となっている
この場所は、ただの使われなくなった公衆トイレではない。
建設以前に女性の焼身自殺があり、その後も首吊り自殺があったという複数の説が囁かれている。だが、事件の詳細はどちらも途切れるように情報が残されておらず、まるで“語ってはならない”とでもいうかのように謎に覆われている。
現在も入り口は固く閉ざされたまま。供養された形跡もなく、取り壊されることもなく、ただそこに残され続けている。皇室関連施設という格式高い敷地の中で、異様に取り残されたその姿は、封印に近いものを感じさせる。
「なぜ撤去されないのか」――その問いの答えは誰も口にしない。
我々の年齢では、天皇さんに対する失礼があってはいけないという意識もあるのか、詳しい経緯を話してくれる人がいなかった。
少し下の世代の間で、女性の自殺事件以上の“何か”が、今もそこに潜んでいるのではないか、と噂される所以でもある。
京都御所の静謐な景観の中で、唯一不気味に浮かび上がるこの封鎖トイレ。全国のいわくつき公衆トイレの中でも、間違いなく異質な存在感を放っている。
京都最恐の心霊スポットのひとつに数えられるのも、決して大げさではないだろう。
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