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超能力がなくてもできる占い?!
世の中にはありとあらゆるおまじないが存在しますが、これから紹介するものは「こんな占いあるの…?」と疑いたくなるような、奇妙な占いやおまじないです。
これまで様々な占いやおまじないをこのブログで紹介してきましたが、もちろんそれ以外にもたくさんの占いが存在しています。占いは大昔から世界各地で行われてきており、時代や国によってやり方は異なるものの、「占い」というものは万国共通で行われてきていました。また、昔は現代とは違う価値観などもあったので、考えられないような占いも存在していたのです。
今回は、そのような占いの中でも、面白いものや不思議な占いを集めてみました。お家で楽しめるものもありますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
チーズの神秘
西洋のみならず日本人にもこよなく愛されている食材のチーズ。恐らくこのブログの読者の方にも好きだという人はいるのではないでしょうか。そのチーズは古来より魔術や占いに使われてきたということをご存知ですか?
占いの方法としては、カットしたチーズの断面を見て、穴の形状やカビの有無で過去・現在・未来を占う、といったものから、犯罪者を特定するために呪文をかけたチーズを食べさせて罪を白状させるなど、魔術道具としての使用もあったようです。
他にも、チーズは誘惑的な要素を持つとの考えから、女性が男性を誘惑するために用いたり、二人の関係を確実なものにする、男性の不能を治療するなど、恋愛に関するおまじないにもたくさん用いられてきていました。
チーズはその生成方法も神秘的なところがあり、魔女の薬を作る方法や道具とも酷似しています。そのため、魔女が魔法のアイテムの一つとして扱いやすかったということもあるかもしれません。「魔女が隣りにいる時はチーズに気をつけろ」なんていう言葉もあったそうです。魔法がかけられたチーズを口にしてしまうと、動物の姿に変えられてしまう‥なんていう呪いもあったとか。
コーヒー占い
こちらはトルコ発祥の占いです。
コーヒーを飲み終わったカップにソーサーをかぶせ、願い事を唱えながら3周ほど回して裏返します。冷めたらソーサーを開け、カップの底に残ったコーヒー粉の模様を見て運勢を占います。模様の見方は、カップの下半分は過去、上半分は未来を表しており、取っ手に近いほど自分にとって身近な出来事、離れていると自分からは遠い出来事として見ていきます。
不思議なことに、そのときコーヒー粉の様相が、まるで人の手で描かれたような風景や象徴になっていることも少なくないそうです。
このコーヒー占いはトルコ国内では非常に人気があり、観光客に対しても開かれているそうです。しかし、トルコ以外ではあまり知られていないようなので、トルコへ行った際には是非体験してみてください。
鳥を使った占い
鳥を使った占いは、古代ローマやメソポタミア、台湾や日本など、古くから世界各地で行われていました。占い方は地域によって多少異なりますが、ローマやメソポタミア、日本では、鳥の飛び方や方向・餌の食いつきなどから吉凶を占ったりしていたようです。
台湾の鳥占いは他とは異なり、文鳥に占ってもらう「文鳥占い」が主流です。人間が文鳥に質問をし、答えを言ってもらう代わりに文鳥にカードを引いてもらい占います。文鳥は霊力が宿っていると考えられており、その力を使って占うということのようです。
文鳥占いは現代でも体験できる鳥占いで、台北の龍山寺や日本でも数か所体験できるお店があるようです。
お腹がなる音を使った占い
信じがたいかもしれませんが、「お腹の音を使った占い」というものがあるそうです。
こちらはイタリアやギリシャに昔からある占いのようで、現代でも知っている方はいるかもしれません。占い方法は、お腹が鳴った時の音とお腹の形によって運勢を占います。なぜお腹の音で占うようになったのかというと、当時、お腹のなる音は死者の声、と思われていたからのようです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
日本で主流となっている算術や霊視などの超能力を使った占いとは異なり、自然現象やその場の縁や運といった偶然性から占う方法も存在しているようですね。どれも、願いを込めて集中して行うことが大切なようでした。
なにか行動を起こしたいとき、迷ったときには、その場の偶然や運を後押しにしてもいいかもしれませんね。身近なものを使って占えるので、試してみてはいかがでしょうか。