「恋人が欲しい」・「結婚したい」と言う時に、あなたはどうするでしょうか？
多くの人は縁結びという方法を選ぶと思います。
しかし、この縁結びというものが「彼氏や彼女が欲しい」といった恋人を求める時には、『全く意味の無いもの』であるということを知ってる人は少ないと思います。
今回は、彼氏・彼女といった恋人が欲しい時に、有効な方法である『良縁祈願』の部分も含め、縁結びなどについてお話をしていこうと思います。
縁結びと言う物自体存在しない？
根本的な部分のお話で、以前に縁結びの神様のお話をした時にもお話をしたと思いますが、『縁結びの神様』というものは存在しません。
日本に存在する縁結びの神というのは、実は縁を結ぶ神様ではなく、悪縁を断ち切る『縁切りの神様』なのです。
つまり良縁を引き寄せ、結んでくれる神様というのは、日本の神様の中には根本的に存在しません。
縁結びの祈祷というのは、自分の下に良縁が舞い込んでくると言う様なものでは無く、良縁が舞い込んできた時に、しっかりとその縁を結べるよう、今自分につながっている、悪縁を断ち切るというものとなっています。
そのため、「結果的に縁が結ばれる」というところから、『縁結び』と言われるようになったと言われています。
「腐れ縁」の話をした時にもお話ししたかもしれませんが、腐れ縁のような他の良縁や、他人との縁にまで悪影響を及ぼす悪い縁というものを残していると、本当の運命の人に出会った時に、その縁が結ばれることはなく、悪縁と生涯を共にするようなことになる場合もあるので、悪縁を断ち切るというのは、良縁を結ぶということよりも非常に大切なこととなります。
そのため、縁結びと言われる悪縁を断ち切る儀式・祈祷は、今後良縁を掴み取るために非常に重要な事となります。
この「縁結びをしたから良縁が舞い込んでくるようになり、自分との間に良縁が結ばれると言う訳ではなく、自分のもとに良縁が舞い込んできた際に、しっかりと良縁を結べるように、悪縁を断ち切るものである」という部分は、まず前提として、しっかりと認識しておいてもらいたいと思います。
縁結びは相手がいないと意味がない？
ここまでのお話の中で、気付いている人も多いと思いますが、縁結びというものは『既に相手がいる人間が執り行った際に効果のあるもの』となります。
つまり、既にパートナーがおり「彼氏・彼女といった恋人がいる」「結婚をしており夫・妻がいる」という人に関しては、そのパートナーとの関係を阻害する悪縁を断ち切ることで、関係をさらに良好なものとすることが可能となるので、縁結びという方法によって関係を良好にすることができます。
また、自分に繋がっている無駄な悪縁を断ち切ることで、「残った縁をより強固なものとし、解けかけていた縁も、更に強力にしっかりと結び直すことができる」と言われています。
これによって、今のパートナーとの縁をさらにより強固なものにすることができるので、こういった状況の人間、つまり「パートナーが今既にいる人間」が縁結びを行うことで、初めて縁結びは効果を発揮するといわれています。
ただし、現状パートナーがいる人間であったとしても、そのパートナーとの縁が『腐れ縁』のような「自分にとって利益のない悪縁」であった場合には、縁結びを執り行なうことで、そのパートナーとの縁が深まるのではなく、そのパートナーとの縁を断ち切ることになる場合もあります。
そう聞いてしまうと「縁結びも良い事ばかりではない．．．」と思うかもしれませんが、縁結びを執り行い「現在のパートナーとの縁を断ち切った方が良い」場合もあります。
縁結びを執り行ったことで、現在のパートナーとの縁が断ち切れてしまい破局を迎えるというのは、悪い事の様に感じてしまうかもしれませんが、長期的に見ると「今後自分のもとに舞い込んでくる、不運や不幸といったものを早い段階で、縁結びを執り行ったことにより悪縁を断ち切り回避できた」ということになるので、悪い事ではありません。
その時には、パートナーと別れてしまったことによる、その瞬間の不幸を嘆いてしまうかもしれませんが、その時、縁結びを執り行わず、腐れ縁・悪縁を繋いだまま、そのパートナーと関係を保ち続けてしまうと、将来的には不幸をさらに蓄積していく事となります。
「縁結びを執り行ったことで恋人と別れてしまった．．．」と、その時は思うかもしれませんが、最終的には、あなたにとって「良い結果をもたらす為の破局である」ということは、理解しておいた方が良いでしょう。
恋人が欲しいなら『良縁祈願』
さて、ここまでのお話の中で、多くの人は気づいていると思いますが、先程も言ったように「縁結びを行ったことによって、良縁が舞い込んでくるようになる」と言ったような「良縁を引き寄せる」という事は出来ません。
悪縁を断ち切ったことで、悪縁が繋がっている時に比べると「良縁が舞い込みやすくなる」状況を作ることは可能ですが、あくまで縁結びを執り行ったことによって「良縁が舞い込んでくるようになる・縁結びによって良縁を引き寄せる」ということはできません。
今、相手が居ない状態で、「恋人が欲しい！！」と思っているのであれば、縁結びではなく【良縁祈願】を執り行うようにしてください。
現状、特定のパートナーはおらず、特定の好意を寄せている相手もいないが『恋人が欲しい！！』・『結婚がしたい！！』と思っている時に、良縁を引き寄せるためには、「縁結び」ではなくこの『良縁祈願』をする必要があります。
縁結びというのは、「縁を司っている縁切りの神様に、悪縁を断ち切ってもらい、良縁が舞い込みやすい状況を作ってもらう」ということを、祈願するものとなっていますが、この『良縁祈願』というのは、神様に「良縁を引き寄せてください」というお願いをする祈祷となります。
今現在、相手は居ないが、「良い出会いが欲しい・結婚がしたい・恋人が欲しい」と思っている状況では、縁結びではなく、間違いなくこの『良縁祈願』を執り行う必要があります。
もちろんこの良縁祈願というのは、恋愛に限った話ではなく、あくまで良縁祈願であり、恋愛以外の部分でも良縁を引き寄せる効果があります。
つまり、この良縁祈願というのは、自分の運命をより良い方向に導く、良縁を引き寄せるための祈願であり、良縁祈願を執り行うことで、恋人や将来のパートナー・運命の人と出会うということだけではなく、仕事などの面でも運命の人との縁を引き寄せることも出来ます。
直接的に、将来のパートナーや恋人となる人を引き寄せるだけではなく、そういった人間との縁をも引き寄せてくる事もできます。
また、今後の自分の人生を導いてくれたり、自分の運命の人との関係をサポートしてくれる人との出会いを引き寄せたり、こういった面も良縁祈願には見受けられます。
つまり、良縁祈願を執り行うということは、縁結びのようにただ悪縁を断ち切るだけではなく、自分の人生を豊かにする手助けをしてくれる人達を引き寄せる効果もあります。
今、現状付き合っているパートナー(彼氏・彼女)といった恋人との仲や、夫・妻といった結婚をしているパートナーとの仲を、より良いものにしたいと考えていると言う訳ではなく、そういった『パートナーを見つけたい！！』と思っているあなたは、縁結びではなく良縁祈願を執り行なうようにしましょう。
それでもダメなら『護符』を頼る
ここまで、「縁結び」と「良縁祈願」についてお話をしてきましたが、縁結びは「悪縁を断ち切り良縁を引き込み易くする」だけのもの。
良縁祈願は、「自分の人生を豊かにしてくれる人達を引き寄せる、良縁引き寄せのもの」です。
あくまで、これらは直接的に恋愛に関係する恋人などを引き寄せたりという事ではなく、その可能性を引き上げていくというものになってきます。
そのため、上手くいく人間もいれば、上手くいかない人間もやはりそれなりに多くなってきます。
これは何故かと言うと、その人は、自分の元に舞い込んできた良縁に気づくことができず、結果的に自分の元に舞い込んできた良縁を逃してしまう人が多いからです。
腐れ縁のお話をした時にも、少しお話をしましたが、運命の人というのは、必ず将来結ばれる人のことを指す訳ではなく、運命の人と出会っていたとしても、その時に運命の人の存在に気付き、その人との縁を結ぶことができなければ、その人がいくら運命の人であったとしても、結ばれることはなく、そのまま一生を終えてしまう人も少なくはありません。
このように、せっかく良縁を引き寄せても、気づかなければ全く意味がありません。
そうは言われても、「どれが良縁でどれが悪縁なのか分からないし、良縁祈願も取り行ったがその兆候は何も起きない．．．」という人は、最終手段として【護符】を使う、という方法を取り入れるのも１つの手でしょう。
護符というのは、簡単に説明をすると、ピンポイントにその悩みを解決するために、肌身離さず持ち歩くお守りに近いようなものと考えてもらえればいいかと思います。
また、この護符というのは、その護符を使用する人、ひとりひとりに合ったものを、特別な力を持った霊能者の方が、一枚一枚制作しているものであり、多くの人にある程度の効果をもたらすものでは無く、オーダーメイドによる、『あなたにしか効果は出ないが絶大な効果をもたらす』といったものになります。
そのため、一般的な祈祷の方法などに比べると、効果の実感もしやすく、確実に悩みを解決することができる方法の一つとなります。
縁結びや良縁祈願を執り行ってみたが、結果は何も変わらず現状に変化もないという人に関しては、最終手段この護符を使用してみるのも一つの手かもしれません。
