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【初級呪術】悪口や陰口に対して報復・復讐する呪い

誰しも、言われのない噂や陰口・悪口などと言ったものに対して非常に嫌悪感を抱き、それがガセである噂話であればあるほど、その噂話を流した人間に復讐・報復をしたいと思うものです。
しかしながら、噂話や陰口を叩かれている人間がそれを弁解したり、それを言っている人間達に復讐をするというのは、なかなか難しいものです。

また、直接報復・復讐をしようとした場合には、トラブルに発展することも多く、むしろ陰口・悪口を多くの人間から言われている状況下では、言われている人間の方が分が悪いので、なかなか巻き返すことは難しくなってきます。

今回は、そんな鬱屈した思いを一気に晴らす呪術をご紹介していこうと思います。

悪口・陰口に復讐する呪いに必要なもの

今回の「悪口・陰口に復讐する呪い」というのは、初級呪術に分類される呪いとなっており、必要なものは多くなく、また特別なものも必要とはしません。
ここからは必要なものについて、一つずつご説明をしていこうと思います。
必要なものは、以下の通りとなっています。

・蓋のある容器
※今回の呪いを執り行う上で、手の中に隠せる程度の蓋のある小さな容器が必要となります。
これは憎い相手や呪いの根源を集めるために必要なものとなっており、相手に見つかる訳にはいかないのですが、その行程で呪う相手などと対峙するため、手や靴・ポケットの中などに隠せる程度の、小さな蓋付き容器が必要となります。

・砂
※容器の半分程度の砂で大丈夫です。
砂を集めてくる場所に指定はなく、砂であればどこの砂であっても問題ありません。
近くの公園の砂場などから採取してもいいですし、その辺りで拾っても問題ありません。
手の中に隠せる程度の容器の半分程度という様な分量なので、手のひらで握れる程度の砂があれば量的には、かなり余裕があると思います。

・塩
※分量的には、ひとつまみ程度となります。
極端に量が多くなければ、多少多めにあったところで困りはしませんが、最低限必要な分量としてはひとつまみ程度で十分です。

・フライパン
※呪術工程において、砂と塩を熱する必要があり、その際にフライパンを使用します。
絶対にフライパンである必要はないのですが、要は砂と塩を火にかけ熱する事のできるものであれば、鍋でもなんでも問題ありません。

以上の4つがあれば、陰口・悪口に復讐する呪いを執り行うことはできます。

上記の4つ以外に準備するものがあるとすれば、焚き火などがあればなお良いです。
これは砂と塩を熱する際に、ガス火よりも自然の火で熱した方が、より呪術の効果が高まるとされているため、焚き火などの自然の火を準備することができれば、それに越したことはありません。
しかし、焚火などで砂・塩を熱していると都、会では焚き火をしているだけで目立ってしまうので、非常に見つかるリスクが高くなります。
そのため、基本的にはガス火で執り行う事を推奨していますが、効果をより高めたい人は、自然の火を準備することをおすすめします。

悪口・陰口に復讐する呪いのやり方

悪口・陰口に復讐する呪いのやり方としては、特別な技術や特別な物を必要とはしません。
少しハードルが高く難易度も高めとなっている工程があるかもしれませんが、基本的に誰にでも行えるものとなっており、特別な技術が必要なものではありません。
誰でも簡単に行えるというのが、この初級手術の良い部分なので、この辺りは心配せずにそのまま読み進めてもらえればと思います。
儀式の手順・工程としては、以下の通りとなっています。

1.準備した蓋付き容器に砂を半分ほど入れ隠し持つ。
・準備しておいた蓋付きの容器に砂を半分ほど入れ、人に見つからないように隠し持ちます。
この際に注意しなければいけないのは、容器の蓋は開けておかなければいけないという事と、決して見つかる場所に持ってはいけないという事です。
誰かに見られてしまった瞬間、この呪いが失敗してしまうので、まずは見つからないように隠すという部分と、隠し持っていながら砂がこぼれないようになる場所で蓋をせずに所持しなければいけません。

2.砂の入った容器を持ち、悪口の出元や噂話をしている人間から内容を聞き出し蓋をする。
・一で準備をした容器を相手に見つからないように隠し持ち、その状態で噂の発信源である話の出元、もしくはその話を聞いて噂話をしていた人間達から、話の内容を細かく聞き出します。
この際に容器が見つかってしまうと呪いが失敗しますので、決して見つからないように細心の注意を払い、しっかりと隠してください。
話を聞き出す相手は多ければ多いほど良いですが、色んな人間に聞き回れば聞き回るほど怪しまれ、呪い自体がバレる可能性もあるので、この点は注意しながら行ってもらいたいと思います。

3.フライパンの中に砂を出し、熱を加えながら塩を混ぜる。
・話を聞き出し、蓋をした容器を持ち帰り、フライパンなどの上にその砂を出し、火にかけていきます。
火にかけて熱しながらその中に塩を混ぜ、塩ごと砂を熱していきます。
塩と砂がしっかりと混ざり合い、火が通るまで加熱していきます。

4.塩と砂が混ざり、加熱し終わったら容器に戻して冷蔵庫にしまう。
・加熱が終わり、しっかりと混ざり合った塩と砂を容器の中へ戻したら、容器ごと冷蔵庫の中で保管します。
この時に注意すべき点としては、加熱し終わった塩と砂をすぐに入れ物に戻すと、砂と塩自体が非常に熱を持っているので、容器が焦げたり、溶けるといった現象を起こす場合があるので、粗熱をとってから容器に戻し、冷蔵庫にしまうようにしてください。
また、耐熱容器などでそのまま入れられるものであれば、粗熱を取らずにそのまま入れても良いですが、熱を持ったまま冷蔵庫にしまってしまうと、冷蔵庫が故障する原因などになってしまうので、やはり冷蔵庫にしまうのは粗熱をとってからにしてください。

以上の4つの工程で、悪口・陰口に復讐する呪いのやり方としては完了です。

この4つ工程のみで、この呪いの儀式が完了してしまう、とても簡単なものとなっています。
容器を隠しながら、人から話を聞き出すという部分に関してのみ、少しハードルが高いかもしれませんが、この部分は「話を聞き出せるかどうか」という部分の問題であり、呪術の直接的な要因の部分ではありません。
この部分さえクリアすることができれば、非常に簡単に執り行うことのできる呪術となっています。

悪口・陰口に復讐する呪いの注意点

悪口・陰口に復讐する呪いの注意点としては、特にこれといったものはありません。
各工程などでお話をしている注意点などはありますが、全体的な特有の注意点というものはなく、強いて言うのであれば「話を聞き出す際に呪具である、容器と砂を見つかってはいけない」という部分などがあるかもしれません。
また、これに通ずる部分ではあるかもしれませんが、特有の部分として、冷蔵庫にて保管をするため、どうしても保管されている場所が人目についてしまう場所となっており、1人暮らしなどであれば問題ありませんが、同居している人間がいる場合や友達など他人が家に訪問し、冷蔵庫を開ける機会があるような状況下では、効果確率で呪具が見つかってしまう可能性があるので、この点は注意してもらえればと思います。

悪口・陰口に復讐する呪いのメリット・デメリット

今回の悪口・陰口に復讐する呪いのメリット・デメリットについてですが、まずメリットとなる部分は以下の通りです。

・必要なものが簡単に手に入る
・特別な技術を必要としない
・簡単に執り行える
・解決しにくい部分を解決できる

このような点が挙げられます。

今回の呪術において一番大きなメリットは、やはり全体的に簡単であるという点でしょう。
必要な物も簡単に手に入り、尚且つ特別な工程を必要とせず、すぐに呪いが完成してしまうとい点においても、必要な物においても、特に苦労するポイントがないという点です。
また、悪口や陰口といった非常に解決の難しい部分を、こういった初級呪術のような簡単な呪術で解決できるというのも、また大きなメリットであると思います。

逆にデメリットとなる部分は、以下の通りです。

・陰口や噂話の内容を聞き出すのが難しい
・呪具が見つかりやすい
・単身者でなければ執り行うことが難しい

このような点が挙げられます。

呪術工程である、「容器を持った状態で話の内容を聞き出す」という部分は、やはりなかなか難しいものがあります。
噂話や陰口を話していた人間に対して、その話の対象者である張本人がどういった悪口を言っていたんだと聞いたところで、なかなか素直に話してもらえるものではありません。
ここを聞き出すのは一つハードルが高い部分となっており、大きなデメリットとなっていると思われます。

また今回の噂話・陰口に復讐する呪いにおいては、生成した呪具が非常に見つかりやすく、単身者でない限り冷蔵庫で保管をしているという条件下のもと執り行っていると、すぐに同居者(家族)などに見つかってしまい、呪いが失敗し、呪い返し合う事になってしまいます。
こういった部分は、非常に大きなデメリットとなっており、使用することのできる人間が限られているという、大きなデメリットを抱えている呪術となっているかもしれません。

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