紙とペンだけで始める呪いの儀式
うしても忘れられない怒り。謝罪も償いもないまま、時だけが過ぎた。
そんな想いを抱えたあなたへ——。
今回ご紹介する呪いの方法は、『憎い相手の名前を書くだけで呪いをかける呪術』
道具も少なく、初心者でも行える“初級呪術”です。その分、人を呪い殺すほど強力な呪いをかけることはできませんが…
ただし、簡単だからといって油断は禁物。術を誤れば、呪いはあなた自身を侵します。
この呪術が適している人とは?
- 恨みの矛先が定まっている
- 強く呪いを成したい動機がある
- 手段は問わず「結果」が欲しい
人を呪うのに必要な準備
- 紙
- ペン
- インク(黒か赤)
- 呪う相手の正確な氏名
- 火を扱える環境
ろうそく、マッチ、線香、ライター、火に耐える器
紙とペンは大抵の家にあると思いますが、インクに関しては準備する必要があるかもしれません。
デパートまで行かなくても、ロフトやハンズ、文房具屋にもあると思います。少量のもので構いません。
ろうそくなどの火の元は100均で揃います。
火に耐える器は陶器や缶類、水を入れた金属ボウルでも大丈夫です。
実行前に確認すべき“禁則事項”
呪いは、衝動で行うべきではありません。冷静に、自ら選択したものでなくてはなりません。
「本当はこんなこと望んでなかった」と後悔する方も跡を絶ちません。
特にこの術式は“名前”という魂の一端を扱うもの。
慎重さを欠いた行為は、術者自身に返ってくる可能性もあります。以下に挙げる項目は、実行前に必ず確認してください。
- 衝動的・感情的な動機ではないか?
怒りや嫉妬のピークで行うと、術の結果が“事故”や“失踪”に繋がる危険がある - 相手の本名、字体に間違いはないか?
旧字体や新字体に間違いがあるなど、不完全な情報では効果が薄れる - 自分の行動・意思が“術の暴走”を誘発しないか?
呪術を行った後、対象に直接危害を加えたり、周囲の人に呪いをほのめかすことは禁則事項 - 復讐が目的になってしまい、目的の先を描いていない
相手に復讐をしたあと、自分がどうなりたいかを描くこと - 未成年や精神的に不安定な状態ではないか?
自分も呪う相手も成人済みで精神的に成熟している必要がある - ゲーム感覚や好奇心で実行しない
軽視した行動は“効かない”だけでなく“禍転じる”
この呪術は“名指し”によって対象を特定するもの。
名前は即ち魂の座標。間違っていれば、呪いの対象を指し示すことができません。
通名やニックネーム、芸名や源氏名でも効果がないわけではないですが、戸籍上の本名を書くことが一番効果的です。
呪いの誤爆を防ぐためにも、記名するときに相手の姿を浮かべて念を込めることは重要。
過去に、同姓同名の別人物にまで呪いが波及したからどうすればいいかといった報告もありました。
※例えば……
NG例:彼氏と仲の良い女
OK例:〇〇会社所属、31歳△△さん、SNSのID□□
相手を特定できていない場合は実行禁止です。
この呪術を通じて何を得たいのか。
『相手が不幸になればそれでいい』と考えているなら再考を勧めます。あなた自身の未来像が曖昧であるほど、術の精度も鈍ります。
未成年でも純粋な呪いを生み出すほどの鋭く強い念を持つ人はいます。ですが、呪術を使いこなせる判断力と精神力は別物。呪い返しや生み出した負のエネルギーに呑まれない精神力と、未来像を想像する力が必要です。必ず自他ともに成人してから行ってください。
判断力についてですが、恨みの感情が募ると相手のすべてを否定したくなります。ですが、それが本当に縁を切るべき相手なのか、誤解が生じているだけの相手なのか、冷静に見極める必要があります。
※例えば……
Before:彼氏が他の女と話してた。裏切られた。呪う。
After:本当に裏切りはあったのか。呪うより自分を守る術を使うべきではないか。
名前だけで人を呪う方法のやり方
名前だけで人を呪う呪術の方法としては、特別難しい工程などはなく、誰でも簡単に今すぐ執り行うことのできる内容となっています。
手順・工程としては、以下の通りとなっています。
- 静かな時間を選ぶ
夜、できれば新月か深夜が理想。 - 紙に呪いをかける相手の名前を書く
漢字でフルネームを書く。書き損じは不可。 - 相手の名前の下に、頭の一文字目を「呪」という字に置き換えて名前をもう一度書く
下図参照 - 同じ要領で二文字目も「呪」という漢字に置き換え、さらに名前を書き込む
- 呪いたい相手の名前の漢字が、全て「呪」という感じに置き換えられるまで、同じ要領で何度も名前を書き込む
- 紙を全てインクで塗りつぶし、誰にも見つからないように保管する
- 相手に呪いの効果が表われたら、その紙を燃やし処分する
火傷や類焼に気をつけ必ず多めの水を用意する
燃やした後の灰は、誰にも見られないよう包んで捨てるか、粉状になるまで潰し、少しずつ水に流しましょう。
名前の書き方図
※例:呪いたい相手の名前が 山田太郎 の場合

名前だけで人を呪う方法の注意点
- 呪術後すぐに対象と接触しないこと
- 人に話したりSNSに書かない
- 感情を揺らしすぎない
- 「ここで終わり」という意識を持つ(執着を捨てる)
術後しばらくは、相手に対して強い怒りや愛情を抱かないようにしてください。
感情のブレが霊的なブレに繋がり、相手に力を返してしまう場合があります。
また、他の呪いと同じく、呪術を行っていることを悟られたり、他人に見られてしまった場合も呪い返しにあうので、この点は非常に注意してもらいたいと思います。
物理的な危険性としては、最後に紙を燃やすので、その際に火事などにならないように、火の元には注意してもらえればと思います。
名前だけで人を呪う方法のメリット・デメリット
今回の、名前だけで人を呪う呪術。
まず大きなメリットとして、「呪術を執り行う方法・内容といった部分が非常に単純明快である」「必要な物も家にある物だけで取り揃う可能性が高いものが多いため呪い・呪術・魔術といったオカルトに関する知識などがない人間であったとしても非常に簡単に実行に移すことができる」という部分でしょう。
この様に、この名前だけで人を呪う呪術に必要なものは、「紙・ペン・インク」と一般家庭でも揃う可能性が高いものばかりで、呪術の内容としても名前を書くということだけなので、非常に簡単に取り行えるため、この呪術のハードルはかなり低くなっていると思います。
呪術の工程としても少なく、非常に早急に呪術自体が完了し、手間なく取り行える部分も、非常に大きなメリットかと思います。
これまでにも何度かお話をしていますが、簡易的かつ儀式に代償が伴わない呪術・魔術というのは、その呪術の効果は人を殺めるほどのものではなく、基本的に相手が多少不幸に見舞われるといったような簡易的なものとなります。
そのため、大きな憎しみを抱いており、相手が破綻するような不幸をもたらす呪いを求めている人にとっては、大きな呪いが発生することの無いこのような初級手術は、あまり目的と用途が一致していない呪術となると思います。
この辺りは、自身の求める呪術効果と呪術に掛かる労力のバランスを考えて、用途に合った呪術を選択してもらえればと思います。
