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著名人や有名人はなぜ呪われないのか 特別な強運を持つ人

多くの人が「一度は考えたことがある」シリーズの第一弾として、著名人や有名人はなぜ呪われないのかということを今回は解説していきたいと思います。

有名人や著名人は一般人に比べて、圧倒的に人前に立つ「目立つ」職業であり、良くも悪くも影響力が大きいのです。

当然として入れ替わりの多い業態でありますから消える人もいますが、残り続ける人もいます。このような残り続ける人は「消える人」「下の人」「視聴者」から呪われる可能性も高くなります。なぜなら、人気であり続け、権力を持つことは、その分足元に広がる屍の量も増えるということなのです。「妬み」「嫉み」「嫌悪」など全て呪いの原因となります。

古代の一国の王に匹敵する知名度を持ち、多くの人に見られる人間が「呪いの効果」を受けずにいる理由【特別な強運】、3つのスペシャルについて解説していきます。

前世からの積み立て貯金 生まれ持った強大な幸運

人の持つ幸運というのは生まれ持って差があります。

極論で言えば、親に暴力を振われる貧困な家庭と裕福で何不自由のない暖かな家庭、生まれた時点でも既に幸運かそうでないかは異なるのです。

このように人間には生まれた時点で強運を持った人間かそうでないかの差があり、一概にそれが全てというわけではありませんが学力、運動神経、容姿にポテンシャルがあるように運気にもそれぞれポテンシャルがあります。

では、生まれ持った運のポテンシャルが高さ、強運の持ち主かどうかということはどのように決定されるのかというと、これは前世での行いに左右されるのです。前世で悪行を積み重ねた者は来世での運気が下がり、善行を積み重ねた人は強運の持ち主として誕生します。簡単に例えるならば前世からの運の積み立て貯金のような者なのです。

当然、不遇な環境から頂点まで上り詰める強運の持ち主も存在しますが、運気とは開拓しなければ発揮できない場合もあり、伸び代の代償も強運に含まれています。

人は呪われた時に運気を下げられ、不幸な状態に陥ります。しかし、一般人にとって大きな損失となるような呪いであっても運気の積み立ての高い人間にとっては象に蟻が群がるようなことであって致命的な打撃を与えることは到底叶いません。俗に有名人や著名人と言われる人たちは一般人とは隔絶された強大な幸運を持ち、自らその運を開拓した人たちなのです。

ですので、有名人や著名人のような呪いを受ける場面が絶対的に多い人間が不幸にならないのは「呪われていない」というよりは「呪いをかき消す強運」を持っているという表現が正しいのです。

しかし、冒頭にも述べたように「消える人」「消えない人」がいます。人間は有限の世界で生きるモノなので終わりが平等にあります。いくら象と蟻の戦いでも母数が大きくなるにつれ、巨象でさえ食い潰されてしまうことがあります。

次に、すぐに消えてしまう人間と止まり続ける人の違いを生む功徳について解説していきます。

運気の継ぎ足しを弛まない 常の幸運でい続ける功徳

どれほど大きな栄華や栄光、人気、名誉を誇る人も急転直下に不幸になってしまう場合もありますが、幸運を容易ことない有名人や著名人もいます。そのような生まれ持った強運を絶やすことなく持ち続ける人と、そうでない人たちの違いを生む「功徳による強運」について解説していきます。

例えば、生まれ持って常人の数百倍の強運を持った「Aさん」と「Bさん」がいたとします。二人の運気の量を同様に100と数値化します。「Aさん」も「Bさん」も持ち前の強運を生かして人気の有名人になりました。

「Aさん」は成功後も傲ることなく、人に優しく社会貢献や慈善事業を行う人間です、「Bさん」は成功に傲り、傲慢で横暴な独善的な生活を送るようになります。

このような場合に対して、同じ量の強運を持った人気であっても「Bさん」は高確率で呪いの効果を受け続け、強運を失い不幸になってしまうのです。「Bさん」は呪いを受けやすい人間でありますが、人間の価値基準というものは多様で「良い人」を嫌い呪う人もいます。

つまり、ここには「呪われる母数が増えるかどうか」以上の原因が存在しているのです。

その「Aさん」と「Bさん」の違いを生んだ原因こそが「功徳による幸運」の存在なのです。「功徳(くどく)」とは功績によってなされる徳行を意味し、良いことを行うことで神仏によって与えられる報いのことを意味しています。簡便に表すならばご利益のようなものなのです。

「人に好かれる行為」「人に嫌われる行為」そのものが呪われる原因になるわけではなく、良い行動をすること自体が幸運が発生し強運に継ぎ足されていきます。

強運によって影響力が大きくなるほど一回の行動で得られる効果も大きくなり、それに従って運気は増していくのです。この場合「Aさん」と「Bさん」双方が10ずつの運気減少の呪いを受けたとしても、片方は同じパース以上で運気が回復し相殺されるのに対して一方は90、80、70、、、と強大だった運気を失い、結果的に失脚してしまいます。

「最近あの芸能人みないな」と思って調べたことのある人なら必ず、その人に横暴や傲慢な態度が原因になったということを目にしたことがあると思いますが、それこそ功徳による運気の継ぎ足しを行わなかった結果なのです。

では、最後の三つ目に紹介するのは「天才」などと呼ばれることの多い、強運の一種であり呪いの一種ともいえる定めについて解説します。

世界に定められた理を成す 神仏による呪いともいえる業運

世界には定められた理を成すための「業運」というものがあります。業運は私たちが独自に用いている言葉ですが、「神仏に与えられた使命」に近いものだと考えてください。

この業運を持つ人間は一般的な人気や著名、有名というものよりさらに次元の高い運気だと考えてください。

単に人気がある、有名であるということではなく、人類史に刻まれる偉業を科されているということが業運なのです。ですので、一人の人間の人生というよりかは「世界の一つの歯車」に近い存在なのです。

世界を維持・発展させ理を成すために生み出された業運を持つ英雄、偉人、勇者、聖人となり人類を導くことを世界から定められた理を成すことを定められた人間の特徴として「苦難」「達成」という二つのキーワードがあります。この二つを持って生まれた人間は必ず大きな苦難を与えられ、それを乗り越えて達成する義務を生まれつき与えられているのです。

誰にでもわかりやすく表現するならば、物語の主要人物です。映画や漫画、ゲーム、小説のどれでも構いませんが知っている登場人物は必ず役割があります。逆に言えば、物語を成り立たせる役割のためにキャラクターが著者者によって生み出されているのです。

人類史、地球という物語を進め、成り立たせるための役割を達成するための運気を業運と呼んでいます。

しかし、これは必ずしも「幸福」というわけではありません、考え方によっては神仏による呪いともいえます。物語の登場人物の全てが善人で、誰からも好かれ、幸福になるということはありません。物語によって喜劇もあれば悲劇も存在するように、勇者と魔王がいるように自分で道を選ぶことができないのです。

業運を背負って生まれた人間は呪いの影響を受けることはありません。なぜなら、生まれ持って業運という呪いを受けているからなのです。

人間の意思や呪いの感情などでは到底、干渉することのできない高次元に存在しているのです。だからこそ、業運を持つ人間は成し遂げる偉業の良し悪しに問わず、呪いの影響を受けることはありません。また、このような人たちは生まれてから死ぬまでの道も定めだれているため「天才であったのに短命」な人たちは使命を果たしたということを意味しています。

強運とは必ずしも幸福なモノではなく「呪われない強運」というものにも厳密には種類があるのです。

次に、一般人の運気が一定である安定と、有名人や著名人の運気の安定した状態の違いを説明します。

実はそもそも効果が薄かった 呪いと幸運の平衡状態

平衡状態とは化学で用いられることの多い言葉ですが、「見かけ上の変化がない」ことを表す言葉であります。

例えば、貯金額が100万円の人が何も使わずに翌月も100万円を貯金している「無変化」とは違い、100万円の貯金がある人が100万円使ったが、収入も100万円あり貯金額は100万円のままの「無変化」では全く意味が違うのです。

有名人や著名人の場合も同様であり、呪いを受ける以上に運気を獲得または、開拓しているからこそ状態変化がないように見えます。つまり、有名人や著名人は人気を維持しているだけでも、物凄い量の運気の変化が水面下で起こっているのです。

これが何を意味しているのかというと、有名人や著名人に対する「呪いの効果は一般人より薄い」ということなのです。

感情のみの呪いはそもそも効果があまり高くなく、多くの呪いの感情が積み重なった結果に不幸があるのですが、幸運という不運と逆の気は呪いの効果を相殺します。

有名人などは多くの人に呪われる機会も多いですが、それと同等以上に多くの人に幸福を届けているのです。つまり、呪いの効果は薄められ、そもそも効果が薄くなています。ですので、呪われていないということではなく呪いの効果が一般人に比べて受けにくいのです。

清濁併せ吞むことのできる人間には呪いは一般的に効果がないのです。

余談として紹介いたしますが、多くの呪術代行などでは有名人や著名人に対する依頼を断っている場合が多いです。一つは効果が与えられないという不可能の理由がありますが、大きすぎる呪いを行うことで自分たちの存在が表に出てしまうことを避けるという理由もあります。しかし、どちらにしても依頼できるという時点で、その業者に対する注意は必要です。

まとめ

今回は誰しもが「一度は考えたことがある」こととして「著名人や有名人はなぜ呪われないのか」ということについて解説してきました。

有名人や著名人という人には三つの強運があり、それらによって呪いの効果を受けずにいることができるのです。逆説的に呪いの効果を受けて不幸になったということは強運を全て使い果たしてしまったということになります。

つまり、呪われていないのではなく、強運が呪いに打ち勝っているのです。

例外として、当人と深いつながりを持った恋人や家族、友人から呪われてしまった場合は縁のつながりがあるために呪いの効果もありますが通常はないことだと言えます。

業運という特殊なケースを除いた、「前世から積み立てられた絶対的な運の量」「功徳によって手に入れる運気の量」は実は一般人にも通じることあります。言い換えれば「素質」と「成果」であります。素質は磨かなければ成果を出すことはできません。成果の質が良くなければ素質は無駄になってしまうのです。

つまり、今回の記事で一番重要なことは「運も天下の回りもの」ということであります。

幸運を手に入れるためには最初に「自分の中にある幸運に気づく」こと、「次にその幸運を周囲に与えていくこと」が重要であります。またそれが来世や子孫へとつながっていく、運とは一定であっても巡らせることが大切なのです。

有名人や著名人がなぜ呪われても幸福を持ち続けているのか、なぜ呪われて不幸になっていくのか。この二つを知ることは自分が人生を歩んでいく上でも大きなヒントになるはずです。

有名人や著名人に好き嫌いがあっても、本気で呪いたいという人はあまり多くいないとは思います。しかし、もしそのようなことを考えておられるならお勧めはしません。一般人が有名人などを呪うことは時間と労力の無駄としか言えない行為だからです。

結論として、有名人や著名人は呪いの効果以上の強運があるだけで呪われている。有名人や著名人を意図的に呪うことは意味がない。この二点を知っていただければ、「一度は考えたことがある」一つの疑問が解決すると思います。

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