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御札(護符)による破邪・除霊の方法!!張り方と注意点

一般的に皆さんが思っている御札と言いうものには、実は大きく分けて、御札と護符の2種類があります。
簡単に言うと御札は神社、護符はお寺と言う違いがありますが、今回は護符の詳しい違いや使用用途、更には注意点やNG行為などについて詳しく解説していこうと思います。

御札と護符の違いについて


先にも書かせて頂きましたが、分かりやすい御札と護符の大きな違いは、神社で授かるものかお寺等で頂くモノの違いがあります。
実際は全くの別物なのですが多くの人は、同じものとして認識している方が多いのです。

先ず、御札に関してですが、こちらは神様の恩恵を授かる為に祀る授与品であり、お守りなどの上位互換品に近いイメージのもので、普段は神棚などに祀るものとなっています。
なので、必ず鬼門・裏鬼門の方角には置かず、北北西に位置する出来るだけ高い位置で南向きに設置するのが基本形となります。
これは、神様が厄や不吉なものに当てると起こってしまうので、その方角には決して置いてはならないと言う理由から来ています。≪神棚や御札についての詳しい解説はこちら≫

次に護符ですが、こちらは基本的にはお寺などで頂くもので、主にお坊さん・呪術師・陰陽師などの特定の力を持つ方に、使用用途や状況に合わせて霊力や呪力を込めて書いて頂くものとなります。
なので護符と言うものは、どちらかと言うと呪具・霊具の類の物で、その種類は、数百種類以上ありその使用用途や効果も多種多様で、実は恋愛から仕事運・金運に魔除けなど、殆どの事案がそれに適した護符を使う事で解決する事が出来てしまう様なものなのです。

つまり御札と言うものは、神様の恩恵にあずかる為に祀り、良い気を引き込む為のもので、厄災などに対してや破邪や除霊といった場合には使えません。
護符と言うものは、呪術師や陰陽師の様な特定の能力を持った人が身を清めるなどの準備を行い、状況や使用用途などに合わせた文字や印などを書き込みその力をを込めたものとなりますので、様々な用途に合わせて作成する事が出来、破邪や除霊、更には結界等にも使えると言う差があります。

護符(霊符)の使用方法


さてここからは上記で説明した護符の使用方法について説明していきたいと思います。

護符は、大きく分けて2つの使用方法があります。
1つは、壁や物に貼ったり、大切に保管しておく方法。
もう1つは、普段から身に付ける方法。
もちろん護符ごとに、悩みの内容や効果によって使用方法がどちらかと言うのは決まっているので必ずその後符に合った使い方をしなければいけません。
護符を使う上での注意点などは、また後に説明させて頂きますので、先ずは使用方法から説明していきます。

先ずは、壁などや物などに貼って使用する場合、についてですが、恋愛・仕事・家内安全などの大半の護符に関しては、東北東の鬼門の方角に貼るのが基本となっています。
これは、御札との違いで、基本的に護符は厄災や悪いものを止める力を持っているので、悪い気や厄災などが来る方角である、鬼門の方角、東北東に貼るのが効果的となります。

破邪の護符に関しても、鬼門の方角・東北東に貼るのが基本形なのですが、実際に何か霊障が起きている場合には、その霊障が起こっている場所や物、もしくはその霊障の元凶に直接貼ります。

貼らずに保管する場合も、張る場合と同じで基本的には、鬼門である東北東の方角の高い位置に保管するのがより効果的で、護符の力を最大限に引き出してくれます。

そして普段から身に付ける場合は、護符を取り扱う上での注意点や禁止事項さえ守っていれば、実は特にこれと言った決まりはありません。
しかし様々な観点から見ると、そうでなければいけない訳では無いのですが、出来れば護符を頂いた時の入れ物などに入れたままで持ち歩くのが一番良いかとは思います。

護符の使用方法としては上記の、持ち歩いたり壁に貼ったりする以外にも応用した使用方法として、結界を張るのにも使う事が出来ます。≪結界としての使い方はこちら≫

護符を取り扱う時の注意点とやってはいけない行動


護符と言う物は、その力が強力なのに対して護符自体はとても繊細な物なのです。
基本的にこういった神具・霊具・呪具の様な物は、とても扱いに制限があり、それらの注意点や制約をしっかりと守ってやらないと、全くもって力を発揮しなかったり、物によっては自分に被害を及ぼす物となってしまいます。

護符の注意点・やってはいけない行動としては、先ず一番に人目に触れてはいけないと言う事があります。
護符は、呪術である丑の刻参りの様に、人目に触れるとその護符が持つ力が無くなってしまいます。
ですので護符は、無暗やたらと人に見せびらかしてはいけません。

その他にも、乱雑に置いていたり、護符の上に物を置いたり、放置しておいたりする等、粗末に扱う事や、護符をまたいだり踏みつけたり等してしまうと、基本的に護符はその力を失ってしまう事になりかねません。

御札や仏壇などと一緒に置くことも、力同士が喧嘩して本来の効力が発揮されない可能性だけでは無く、神様や仏様が怒こってしまい、良く無いものが流入してしまう様な事になりかねません。

更には水に濡れたり、盛り塩など浄化の力を持つものに触れるのも、護符に籠った力が浄化されてしまうので絶対にあってはなりません。

そしてこれが最も多くの人がやってしまう事なのですが、護符に宿っている力に不信感を持って疑ってしまう事です。
護符に限った事ではありませんが、力の存在を信じれなければ、どんなに強力な力であったとしてもその効力が発揮される事はありません。
どんな力もその存在を信じなければ、その力を行使する事は出来ません。

そして最後にこれを忘れる人は多いのですが、護符の効力は1年間で、1年おきに必ず変換して護符を供養しなければいけません。
ちゃんと供養しなければ、悪い結果をもたらしてしまう可能性もあります。
護符にかけた願いが叶った時も同様に、必ず護符を供養する様にして下さい。

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