今回は、どんな人間でも今すぐに、手近にあるものだけで執り行うことが出来る、簡単な呪いの方法について、説明しようと思います。
この呪いは、相手に大きな影響を与えるものではなく、基本的には嫌がらせ程度のものでしかありません。
相手が大きな事故に遭うなど、大きな悲劇に見舞われることは、基本的にないものだということを、大前提として理解した上で執り行ってもらいたいと思います。
呪いを行うために必要なもの
この呪いを行うために必要なものは、そう多くありません。
特別準備をせずとも、身近にあるもので揃うものばかりだと思うので、まずは身の回りを探してもらいたいと思います。
必要なものは以下の通りです。
・紙や布などのハサミで簡単に切れるもの
・ハサミ
・マジックもしくはペン
・マッチ(ライターでも可、要は火種)
上記この4つさえあれば、簡単に今すぐ呪いを執り行う事が出来ます。
呪いの方法
今回は紙を使った場合で、説明していこうと思います。
１．まずは準備した紙を人の形に切り取っていきます。
２．紙を人型に切れたら、その紙に呪いたい相手の名前を書き込んでいきます。
(この時、相手に対する憎しみ・呪いの気持ちを強く念じながら名前を書き込みます)
３．次に憎しみの気持ちを込めながら、相手の名前を書き込んだ人型の紙を、できるだけ細かくハサミでズタズタに切り裂いていきます。
(この時に、ハサミを突き刺すなど、そういった行為も効果的！！とにかく名前を書いた紙を跡形もなくなるほどズタズタに引き裂き、傷つけていくことが重要)
４．そして最後にズタズタに引き裂いた紙を燃やし、これで儀式は終了。
今回の呪術の工程は、たったこれだけです。
「これだけのことで？」と思われるかもしれないが、以前別の記事でも説明した様に、呪いというものは、基本的には相手を呪う気持ちさえあれば成立するものであり、その呪いをより伝播させやすくするために、こういった依り代を使うだけなのです。
なので、あなたの相手を恨んでいる気持ちが本物であれば、たったこれだけのことでも簡単に相手に呪いを伝播させる事も出来るのです。
この呪いの注意点
この呪いを執り行う上での注意点は特に多くはありません。
特別気をつけなければいけない点というのもありませんが、強いて言うのであれば、この方法もあくまで呪術であり、呪いの方法であるので、これを執り行っている時、誰かに見られてはいけません。
また、ズタズタに切り裂いた依り代を誰かに見られてはいけません。
当たり前ですが、呪術である以上、この様子を誰かに目撃されたり、痕跡を見られてしまった場合、呪い返しが起きてしまい、自分の身に呪いが返ってくる可能性があるので、この点だけは注意してもらいたいと思います。
また、冒頭でも言ったように、この呪いは相手を呪っている気持ちをより伝播させやすくするためのものであり、増幅するような効果などはほぼありません。
こういった理由から、強力な効果を見込めないということは、事前に理解しておいてもらいたいと思います。
相手に強力な呪いの効果が表れ、大きな不幸に見舞われると思っていたら何も起きない、と思わない様にこの点だけは注意しておいてもらいたいと思います。
この呪いのメリット、デメリット
この呪いのメリット・デメリットとしては、これも冒頭から何度も言ってるが、今手元にあるものだけで簡単にす執り行えてしまうのが、この呪いの非常に大きなメリットの一つです。
今回はハサミでズタズタにすると言いましたが、要は刃物さえあれば問題ありません。
つまり、ハサミでなくても良い訳で、包丁でも良ければカッターナイフでも大丈夫で、とにかく紙をズタズタに切り刻むことさえ出来てしまえばいいのです。
極端なことを言うと、この呪いを行う上で、刃物はなくても成立してしまい、依り代となる人型が、布などの場合は刃物がなければ引き裂くことが難しいので、やはり刃物が必要になると思いますが、今回のように紙で行っている場合であれば、刃物で引き裂かなくても、手で引きちぎってもいいのです。
極論を言えば、実は引き裂かなくとも、火にかけるだけでも呪術と相手は成立します。
ただ、多少なりとて呪いを増幅させようとするのであれば、事前に引き裂いてズタズタにしておいた方が、その分の呪いが上乗せされより強い呪いが伝播するようにはなります。
デメリットとしては、非常に簡易的な呪術である以上、強力な効果は見込めず、大きな不幸を相手に与えたい場合、この方法ではなかなか難しいです。
これが、唯一この呪術におけるデメリットかもしれません。
どうしても、相手に大きな不幸をもたらしたい・強力な呪いをかけたい、というのであれば、当サイトで紹介している様な、より強力な呪いの方法を執り行うか、専門の呪術代行や、黒魔術などの代行に依頼をして、相手を呪ってもらうというのも一つの手かもしれません。
