心霊スポット

【北海道厳選心霊スポット】奴隷の様に扱われたタコ部屋労働者の怨霊が出る『常紋トンネル』(北海道紋別郡)

今回ご紹介する心霊スポットは、北海道紋別郡にある【常紋トンネル】です。

この常紋トンネルは、日本3心霊トンネルとも言われているトップクラスの化けトンで、最強心霊スポットの一つです。
心霊トンネルの中では、非常に有名な化けトンとなっており、歴史的価値も高いトンネルとなっています。

アクセスとしては、車・バイクというのはあまり向かない場所で、鉄道トンネルであるが故に、基本的には周辺の駅から電車に乗って通過をするという方法で、訪れるのが基本型になります

〇遭遇する心霊現象

この心霊スポット【常紋トンネル】で多く報告されている、心霊現象としては、

・電車が通過しようとトンネルに差し掛かった時にトンネル内に人がたたずんでいる。
・トンネル内を電車が通過する時に、唸り声のような低く鈍い声が聞こえる。
・電車がトンネル内に侵入した途端、耳鳴りのような甲高い音が、頭が割れるほどの音量で聞こえる。
・電車がトンネル内を通過する時に、電車が明らかに何かを轢いている揺れ方をして、グシャ・ビシャといった、何かを踏みつぶす音がする。
・トンネル内を通過する時に、電車の脇を何者かが歩いている。

このように、この常紋トンネルでは、非常に独特の心霊現象が見受けられ、特有の心霊現象が多い心霊スポットとなっています。

〇心霊現象が起こる場所・時刻・注意点

常紋トンネルにおいて、心霊現象が起こるとされている場所は、トンネル内部からトンネル周辺の雑木林や山の斜面に至るまでの近辺一帯。

心霊現象が起こるとされている時刻は、特にありません。
夜間日中問わず、トンネル内では多くの心霊現象を確認されており、周辺の雑木林などにおいても、日中から心霊現象が報告されています。

注意点としては、元々電車の本数自体が多いあたりではないので、時間帯を間違えると行ったっきり帰ってこれなくなってしまう、電車の時刻などはしっかりと確認した上で行く様にしましょう。
周辺の駅などでも、心霊現象がちらほら確認されているので、行ったはいいものの、帰ってこれないというのは非常に危険な状態に陥る可能性も高いです。
また周辺の駅自体も、観光地などではなく栄えてはいないので、宿泊施設などは基本的にはない様子なので、帰りのことまでしっかり計画した上で向かうことをオススメします。

〇心霊スポット概要

今回紹介している、この【常紋トンネル】という心霊スポットは、1912年に工事着工し、開通するまでに確認されているだけでも、100人以上も死者を出している、いわくつきのトンネルです。

この死者の多くは、もともと山であった場所にトンネルを掘っていることによって事故が発生し、亡くなってしまったなどといった類のものではなく、これは人害による被害で、当時この常紋トンネルの工事に作業員として当てられていた人間は、生活が貧しく日々の生活にも困っているような人間を、半強制的に連れてきては『タコ部屋』と呼ばれる狭い部屋に押し込み、そこで生活をさせ、今では信じられないほど劣悪な環境で、ひたすら働かすと言うタコ部屋労働の人間達を使い作業させていました。

今の人達には「タコ部屋」というもの自体に馴染みがなく、タコ部屋と言われてもイメージが湧かないかもしれませんが、狭いワンルームのマンションに5~6人程度入れられ、1人布団一枚程度の範囲ですし詰めにされ、生活するギリギリ程度の給料しか与えられず、朝から晩まで肉体労働をさせられ、休憩もほとんどなく、与えられる食事もお粗末で質素なものだったと言います。
もちろんのことですが、休日などなく労働者たちは交代制で四六時中働かされている状態で、そんな環境下では、まともな生活を送ることはもちろん不可能で、体調を崩す者が多発し、中でも「ビタミン欠乏症」などの病気を発症する人間がとても多かったようです。

しかし、労働者がそういった病気や怪我などによって体調を崩そうが、お構いなしに働かすのがタコ部屋と言うもので、タコ部屋から逃げ出そうとする者や、サボっているものを見つければ、すぐに「棒・スコップ」などで殴る蹴るの拷問・虐待を受け、その拷問によって死んだ人間も少なくないと言われています。

また、この頃常紋トンネルの工事にあたっていた人間達は、作業中に殴る蹴るの暴行や病気によって作業場で死んでしまった場合も、そのまま付近の山林や雑木林に死体を適当に埋められ、そのまま放置されていったそうです。
トンネルが開通してすぐの頃は「多少はそういった行き過ぎた行為もあったのかもしれない」程度には思われていましたが、1914年の開通から約50年ほど経った1968年(昭和43年)に十勝沖地震が発生したことを皮切りに、事態が大きく動きます。

この時の大地震により、常紋トンネルの一部が損傷し、2年後の1970年(昭和45年)に改修工事が行われました。
その時、トンネルの壁の中から『立ったまま埋められている人骨が発見』されました。
また、この時に発見された人骨の頭蓋骨部分には外傷があり、事故死や落石などによって、生き埋めにされてしまった死体がそのまま白骨化したということではなく、明らかに虐待や暴行などによって死んでしまった人間を埋めた、ということがハッキリと明るみに出てしまいました。

その後トンネルの周辺の、雑木林・山の斜面など周辺一帯から、おびただしい数の人骨が発見され、トンネル工事にまつわる噂が噂ではなく、真実であったということが発覚し、確認されただけで100人程と言われています。
あまりに被害者が多いため、発見されていない人間が多く、被害者は100人を超え200名以上いるのではないかとまで言われています。

また、こういった背景があり、トンネルは開通直後から、周辺やトンネル内で多くの怪奇現象が発生しており、トンネルの改修工事を皮切りに、おびただしい量の遺体(人骨)が発見されたこともあり、事態を重く見た人々によって1980年に常紋トンネル工事殉難者追悼碑が建てられました。
このような慰霊碑が建てられ、以前に比べると、心霊現象も減ったと言いますが、現在でもおびただしい量の心霊現象が発生しており、当時の状況を知らない者達からすれば、「こんなにも心霊現象が起きる土地があるのか」という程の心霊現象が起きる最強心霊スポットとなってしまいました。

≪〒099-0703 北海道紋別郡遠軽町生田原八重≫

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