霊能者・占い師・魔女・呪術師（他にも）などの職業の違い

スピリチュアルの世界で引き合いに出される職業といえば、霊能力者・占い師・魔女・呪術師の4つが真っ先に浮かびます。

そのほかにも目にはみえない精神世界の中の事柄を扱う職業はたくさんありますね。

今回は、こうした各職業の違いについて解説します。

霊能者・占い師・魔女・呪術師の職業内容

霊能者は、お祓いをしたり、守護霊からのメッセージを相談者に伝えることが出来ます。

特にこの能力を生業としなくても、みな一様に霊能者・霊能力者と呼ばれます。

占い師は、タロットや六星占術などの手法を用いて相談ごとへの答えを導き出す職業。

魔女・呪術師に関しては、スピリチュアルというよりもオカルト要素の強い仕事ですね。

霊能者・占い師・魔女・呪術師の違い

霊能者・占い師・魔女・呪術師は、いずれも目に見えない霊力を利用したお仕事。

占い師の中には、純粋な心理学的知識のみを使って鑑定する人もいますが、大半は霊力を使います。

そんな霊力の共通する4つの職業には、特筆すべき違いというのがあります。

霊能者と占い師の違い

まず、霊能者はお祓いや霊との通信を行うお仕事です。

これを仕事内容に含まないのが、占い師。

占い師の宣伝サイトの中には、除霊も仕事内容の一環と書き込む人もいるようですが、これは本来NGです。

なぜなら、除霊は霊能者や霊媒師の専売特許とされているから。

霊能者と魔女の違い

霊能者と魔女についても、仕事内容を問われた時、きちんとした違いがあります。

魔女とは、霊力を使ってお祓いをするのがすべてではありません。

あくまで魔方陣・魔法円などを駆使し、召喚術などを実践するのが特徴。

そこに邪気払いという形で、霊能者と共通する仕事も入ったり、入らなかったりします。

呪術師は霊能者の発展形という説が有力

霊力を使い、依頼者の呪いたい相手に呪術をかけるのが、呪術師の主な仕事内容です。

平たく言えば、霊能者の発展形。

これにも諸説ありますが、呪術には必ずといっていいほど、霊力が関係します。

なぜなら、相手に怨念を届けて呪いをかけるためには、霊力が必要不可欠だからです。

ほかにもスピリチュアルな職業は沢山！

スピリチュアル（精神世界）をテーマとした職業は、上記に挙げた霊能者・占い師・魔女・呪術師以外にもあります。

例えば、「セラピスト」や「スピリチュアルカウンセラー」、「気功術の先生」などですね。

このあたりは身近に存在する職業なので、よく耳にするのではないかと思います。

・セラピスト

セラピストという言葉を目にする機会が増えてきましたね。

こちらは、アロマ・カラーセラピーなど、いくつかの分野から人間の心の治療を行う職業です。

知識や技術を活かし、癒やしを与えることでクライアントの自己治癒力を高めていくお手伝いをします。

・スピリチュアルカウンセラー

こちらは、依頼者の心の問題についての相談を受けるお仕事。

カウンセラーとは、答えを与えるのではなく問いかけ話を聞くことで、依頼者自身に気付きを促し心のケアをしていくものです。

その中でもスピリチュアルカウンセラーは、宇宙の法則などのスピリチュアルな観点と心理学の観点からダブルでアプローチし、最終的には依頼者の精神の健康に貢献することを目的としています。

・気功術の先生

気功術の先生を生業とする人は、「チャクラ」をコントロール出来ます。

チャクラとは、身体にあるエネルギーの出入り口です。チャクラという言葉自体は古代インドの言葉で「車輪」「円」を意味しているものですが、エネルギーが体内の頭から胴体までを縦にぐるぐると循環していると考えられており、そのエネルギーの流れを車輪にたとえられたのでこう呼ばれるようになりました。

身体には主に７つのポイントがあり（実際はもっと沢山あるそうです）、それぞれが色や形などに対応していますが、感情により開いたり塞がったりするとチャクラのバランスが崩れ、体調や精神面の不調が現われるようになります。

そのチャクラの弱まりが原因で生じる心身のトラブルを治療していくことの他に、教室を開き指導していくのが仕事内容ですね。

・ヒーラー
オーラやレイキなど、目に見えないエネルギーを扱いクライアントを治癒していく職業です。

上にあげた気功術もこの一種に入りますが、宇宙や自然のエネルギーを施術者自身を通して相手に送り、心身の不調を整えていきます。

海外では立派な職業の一つとなっていることもあるようです。

どうでしょうか。スピリチュアルな世界での職業はたくさんあります。

もしあなたが今悩みを抱えているならば、その悩みに合った職業の方に悩みを打ち明けてみてはいかがでしょうか。